HTML
エイチティエムエル / Hyper Text Markup Language
Webブラウザで閲覧するWebページを記述するための言語。Webページ内の論理的構造や体裁などを記述し、テキスト以外にも画像や動画、音声などを埋め込んだり、ほかのWebページをリンク(ハイパーリンク)して参照したりといった規則を定義したものだ。
HTMLは、文書を記述するための標準規格SGML(Standard Generalized Markup Language)のサブセットとして策定された。最新版はHTML 4.01。当初はIETFが主体となって標準化を進めていたが、HTML 3.2からはWorld Wide Web Consortium(W3C)が策定作業を行っている。なお、WWWを提唱したティム・バーナーズ・リーがプロジェクトの一環として開発したものでもある。
HTMLでは、WebページをDTDという書式に従って、タグなどを用いて構成するよう規定されている。タグは、開始タグやコンテンツタグ、終了タグなどがあり、<html></html>といった組み合わせを入れ子構造にしながらページの構成を指定する。
後継規格として、HTMLをXMLで再定義したXHTML1.0が登場している。
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