DevOpsは、ソフト開発とビジネスをつなぐ架け橋日本IBM、「Innovate2013」を10月28日に開催!

DevOpsという言葉は、一部の先端的なネットサービスの専売特許ではない。製品・サービスや日常業務において、ソフトウェアの価値が重要なものになってきているあらゆる産業において、避けて通れないキーワードになろうとしている。

» 2013年09月25日 10時00分 公開
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 「DevOps」は、ソフトウェア開発の最前線にいるモバイルアプリやネットサービスの開発者たちが、必要にせまられて生み出した考え方だ。この考え方が、金融や製造業など、IT以外の企業にも、広がろうとしている。

 モバイルアプリやネットサービスでは、ソフトウェアやサービスを、日常的に修正・機能追加し、更新していかなければならない。このため、開発したソフトウェアを迅速かつ確実にデプロイできなければならない。しかも、日常的なソフトウェアリリースを継続的なプロセスとして回していくためには、いわゆるデプロイの作業だけでなく、変更管理、統合テスト、そしてリリース管理を、すべてしっかりやっていかなければならない。

 運用部隊を持たずに、アプリケーションをクラウドサービスで動かしている場合は、開発者自身が各種のツールを駆使して、こうしたプロセスの確実性と迅速性を確保しようと取り組んでいる。一方で、運用のエキスパートがいる場合には、開発担当者と運用担当者の円滑な連携を進める動きが活発化している。

 ただし、この2種類の人々は、仕事の性質上、メンタリティが異なる。開発者にとってはスピードが命であり、運用担当者にとっては、安定性とパフォーマンスの確保が責務だからだ。このため、モバイルアプリやネットサービスの企業であっても、「開発と運用の間の円滑な連携」は、いうほど簡単なことではない。これらの企業はそれぞれのやり方で、自社に最適な方法を必死に考え、実践している。

 ソフトウェアの迅速で確実な提供は、モバイルアプリやネットサービスの企業だけではなく、IT業界全体で重要なテーマになりつつある。さらに、最近はIT以外の企業でも、以前とは異なるレベルの、迅速で頻繁なソフトウェアアップデートが必要とされる場面が増えてきた。IT以外の産業においても、自動車に象徴されるように、製品やサービスにおいてコンピュータソフトウェアの役割が大きくなってきている。また、例えば金融業界においては、顧客向けのサービスのみならず、社内で利用する各種コンピュータシステムが、ビジネスの成否を大きく左右する存在になってきている。

 このため、業界を問わず多くの企業にとって、変更管理、テスト、リリース管理という一連のプロセスを、どう迅速・確実に回していけばいいのかが、頭の痛い問題になってきた。一方で、これをチャンスだと考える人々もいる。なぜなら、こうしたプロセスをうまくやることで、安心して製品やサービスのスピーディな改善を継続的に進められるからだ。つまり、DevOpsへの取り組みを、他社との差別化につなげていける可能性がある。すなわち、DevOpsは開発と運用をつなぐだけでなく、ソフトウェア開発という行為とビジネスとをつなぐ架け橋ともなる。

Innovate2013で知る、DevOpsとビジネスとの密接な関係

 日本IBMは、2013年10月28日に東京で開催する「Innovate2013 – The IBM Technical Summit」で、DevOpsを中心とした17の講演を用意。さまざまな業界、さまざまなビジネススタイルにおける、ソフトウェア開発とビジネスの関係の最適化のための選択肢を探る。

Innovate2013 注目のセッション

「爆速」実現への道!ヤフーが実践するリーン・スタートアップ、アジャイル開発

 事業や意思決定における圧倒的なスピード感を意味する「爆速」をスローガンに、矢継ぎ早に変革を進めるヤフー株式会社。モバイルファーストの方針のもと、スマートフォンやタブレット向けの新サービスを次々と投入し、より一層の成長を続けています。

 ヤフー株式会社のCMO (チーフ・モバイル・オフィサー)室 河合氏が、リーン・スタートアップやアジャイルといったアプローチ、手法を取り入れた「爆速」実現の取り組みについて語ります。


GM「シボレー・ボルト」開発秘話――60カ月の開発期間を、29カ月まで短縮できた理由とは?

 自動車産業は大きな変化に直面しています。新興国市場の成長、エコカーの進化、ネットワーク化や情報端末化の進展など、メーカーやサプライヤーが対応すべき変化の波は加速の一途。企画・開発のスピードで遅れをとれば、即ライバルにとって代わられる「仁義なき戦い」の様相を呈しています。こうした変化を勝ち抜くためには、これまで依存してきた担当者頼みの部分最適の考え方ではなく、売れる商品を組織としてスピーディーにつくる力、すなわち、市場の変化に対応する企画・開発のスピードを上げる仕組みが必要です。

 今回は、通常60カ月を要するところ、29カ月という記録的なスピードでゼロからの開発を成し遂げられた、GM「シボレー・ボルト」の事例を取り上げながらGMが実際に導入している自動車開発力強化の秘策を見ていきます。


>>その他のセッション紹介はこちらから


日 時:2013年10月28日(月)10時〜18時(受付開始 9時30分)

会 場:ロイヤルパークホテル(東京・水天宮前)

参加費:無料

事前登録へ

 特別講演はヤフー株式会社 CMO(Chief Mobile Officer)室の河合太郎氏。同社は「爆速」をキャッチフレーズに、新サービスや新アプリを次々に投入している。同社はネットサービスの草分けだが、いまや社会的に大きな存在でもあり、アプリケーションのダウンや機能上の問題は容易に許されなくなっている。一方でヤフーは、4500人以上の従業員を抱える、大規模な組織でもある。大企業でありながら、生き馬の目を抜くような変動の激しい世界で生き抜こうとする同社における、ソフトウェアとビジネスの関係、さらにソフトウェアの開発とデリバリの考え方と体制について語る。

 これに続く基調講演では、日米のIBMの幹部が、さまざまな産業でのソフトウェア開発・提供における課題を整理。応急処置にとどまらない、解決のためのアプローチについてのIBMの考えを紹介する。

 午後のブレイクアウト・セッションでは、DevOpsを中心に、ソフトウェア提供プロセス全般についての課題と改善策を、多様な角度から議論する。

 日本IBMは、DevOps関連のさまざまなソリューションを、次々に投入中だ。その代表格がUrban Code。上記のテストからリリース管理までのプロセスにおける、プラットフォームとしての機能を果たす製品だ。また、モバイルアプリケーションにおけるアプリケーション提供サイクルの生産性は、開発ツールに大きく左右される。ここではWorklightという製品を提供している。さらに、企業によっては、開発や運用がクラウドベースで行われている。こうしたクラウドベースの開発やデプロイについて、どのような改善余地があるのかについても、セッションが用意されている。

 一方、自動車業界や医療機器の世界では、開発期間短縮への対処、品質管理、安全規格への対応などに関する課題が、ますます重要性を帯びてきている。こうした、まさにビジネスに直結する問題についての講演もある。

 ソフトウェア開発はソフトウェア開発。だが、ますます多くの企業のビジネスの成功を大きく左右する行為になってきている。だからこそ知りたい、DevOpsとビジネスの関係。10月28日はぜひ、Innovate2013に、足をお運びいただきたい。

Innovate2013 注目のセッション

中電シーティーアイの挑戦――事例で学ぶ、アジャイルを大規模開発に適用できない本当の理由

 激しく変化し続けるビジネス環境において、情報システム部に求められるのは、「よりタイムリーに、より価値あるIT」を提供すること。しかし実現するには、従来型開発プロセスでは対処が難しく、エンタープライズ特有の制約も多く存在します。

 本セッションでは、アジャイル手法のメリットを最大限に活かしつつ、ソフトウェア開発をプロジェクトとして正しく運営していくための、エンタープライズ向け「ディシプリンド・アジャイル・デリバリー」について解説するとともに、株式会社中電シーティーアイが挑戦した、エンタープライズ・アジャイルによる開発手法の変革を追います


リリース期間短縮を実現するテスト手法改革 サービス仮想化とテスト自動化でライバルに差をつける

 スマートデバイス上で提供されるサービスに代表されるように、新規サービス投入のスピードは企業活動での生命線となってきています。システムのリリース期間短縮は、システム開発に求められる最重要事項となっています。

 今回は、リリース期間の短縮を可能にサービス仮想化ソリューションについて、その仕組みや効果を詳しくご紹介します。


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日 時:2013年10月28日(月)10時〜18時(受付開始 9時30分)

会 場:ロイヤルパークホテル(東京・水天宮前)

参加費:無料

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提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2013年10月25日

Innovate2013 開催概要

DevOpsを実現するさまざまなソリューションの紹介を中心に、いま開発チームに求められること、その実践法を提示!

日 時:2013年10月28日(月)10時〜18時
会 場:ロイヤルパークホテル(東京・水天宮前)
参加費:無料

Twitterキャンペーン実施中 あなたが思う“DevOps” 理想と現実を聞かせてください!

■応募概要

本記事を読んで、「あなたが思う“DevOps” 理想と現実」をつぶやいてください。
キャンペーンに参加していただいた方の中から抽選で5名様に、Amazonギフト券5000円分をプレゼントいたします。

1:まず、@ITM_campaignをフォロー

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3:応募完了です

■注意事項

・応募期間
平成25年9月25日(木)10:00から平成25年10月25日(金)23:59まで

・応募条件
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2.応募期間中に「あなたが思う“DevOps” 理想と現実」を指定のハッシュタグ、および記事URL付きでツイートされた方

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※お一人様何度でもご応募いただけますが、当選は1回のみとなります。

・当選発表
2013年12月中旬
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