ダイヤルアップ接続のための認証システム、または認証を行うためのプロトコルであり、米Livingston Enterprise社が開発した。RADIUSシステムは、IETF(Internet Engineering Task Force)によりRFC2138/RFC2139として標準化され、RADIUSサーバのソースコードは公開されている。
電話回線などを通じてアクセスサーバにリモートでダイヤルアップ接続した利用者ユーザーは、PPP内のLCPやCHAPを使用してユーザー利用者名とパスワードをアクセスサーバへ伝送する。
アクセスサーバは、このユーザー利用者名とパスワードを、RADIUSプロトコルを使用してRADIUSサーバへ伝送し、ユーザー利用者として認証されれば接続を許可する仕組みである。現在ほとんどのアクセスサーバ製品が、RADIUSのクライアント機能をサポートしている。
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