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mod_deflateによるコンテンツの圧縮転送実用 Apache 2.0運用・管理術(4)(3/3 ページ)

サーバのマシン性能は十分でも、コンテンツの転送時間がボトルネックとなってパフォーマンスが出ない場合がある。このようなときの対処法として、コンテンツの圧縮転送がある。(編集部)

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mod_deflateの動作確認

 以上の設定が完了したらhttpdを再起動し、圧縮転送が機能しているか否かを確認します。

 まず、logsディレクトリに作成されているdeflate_logファイルを確認します。圧縮されているコンテンツにはバイト数や圧縮率も記録されます。圧縮されていないコンテンツの場合、バイト数や圧縮率の部分は「-」のみが記録されます。圧縮されているもの、されていないもの、それぞれについて、コンテンツの種類やクライアントのWebブラウザ名を確認し、設定どおり(意図どおり)かどうかを確認しましょう。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 ログは膨大になるため、mod_deflateの動作を確認したらログの出力を停止させましょう。

 ログを使う以外にも、telnetを利用したサーバとの対話モードでも圧縮転送を確認することができます。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 さらに、以下のサイトでサーバの圧縮転送を調べることもできます。「Port80 Software」では、圧縮の有無だけでなく、圧縮率や圧縮の効果を見ることができます。

Port80 Software
 http://www.port80software.com/support/p80tools


 今回は、コンテンツの圧縮転送(転送量の縮小)による回線負荷の低減方法について紹介しました。次回はリバースプロキシを利用した不可分散について解説します。


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