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「書類でうまくアピールできるか不安」が1位、転職希望者調査ワークポート調査

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 IT、インターネット業界に特化した人材紹介会社のワークポートは7月29日、同社が運営する無料転職支援サービス「ワークポート」の利用者を対象に調査した「転職希望者にとっての不安要素」の調査結果を発表した(調査対象者数は非公開)。

 転職活動で不安に感じていることの第1位は「履歴書・職務経歴書でうまくアピールできるか」が倒的多数の約70%を占めトップだった。

 同社は、「履歴書・経歴書は、文章だけで自己アピールをしなければならず、特に職務経歴書はスキルの洗い出し、書式、アピールポイント、見やすさなど、文章力以外でも気を遣う点があり、転職希望者にとって大きな課題となっている」と説明する。また、「履歴書・経歴書の書き方」のマニュアル、職種別のテンプレートなどが各方面で提供されているが、それらを活用しても充分な仕上がりであると自信を持てる人が少ないのではないかとも分析している。

 企業へのアピールだけでなく、「自分にとって良い企業を見付けるポイント」に不安を抱いている転職希望者も約10%と少なくない。同社は「社内の雰囲気や仕事の進め方など、いわゆる『企業の内情』は求人情報や企業のWebページには掲載されていないことが多く、実際に入社すると想像と違ったという声を聞く」と述べる。

 待遇などの条件を刷り合わせるオファー面談や、上司・同僚となる社員との交流を事前に設ける企業は増加傾向にあるが、それでも企業の内情を聞き出しにくいという求職者は多く、企業側の積極的なアピールが求められているとのこと。一方で、企業評価・社風について客観的な意見を求める声も強く、人材紹介会社には第三者視点での意見・情報の提供が求められているとしている。

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