SQLの副問い合わせを使いこなす:間違いやすいポイントを追え! Bronze SQL基礎I(7)(1/2 ページ)
Oracleデータベースエンジニアとしての基礎力を証明するORACLE MASTER Bronze。その取得を目指すITエンジニアのための講座が本連載だ。間違いやすいポイントを確認し、合格に近づこう!
前回「複数の表からデータを取り出す方法」では、結合の種類と特徴、構文について学習しました。
今回は、以下の項目を確認します。
- 副問い合わせの基礎
- 副問い合わせで使用する比較演算子
副問い合わせの構文
■例題1
EMPLOYEES表からLAST_NAMEと一番高い給与(SALARY)を検索しているSQL文をすべて選択してください。
a.select last_name,salary from employees
where salary=(select salary from employees
where salary=(select max(salary) from employees));
b.select last_name,max(salary) from employees;
c.select last_name,salary from employees
where salary in(select salary from employees
where salary in (select max(salary) from employees));
d.select last_name,salary from employees
where salary=(select salary from employees
where last_name=(select max(salary) from employees));
■例題の範囲をおさらい
副問い合わせとは、SELECT文の句に埋め込まれたSELECT文のことです。副問い合わせを使用することで、欲しい情報を1つのSQL文で求めることができます。
■正解
a、c
■解説
選択肢a:このSQL文を実行した結果は以下のようになります。
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