Photoshopを知っていますか?
Adobe Photoshop(以下、Photoshop)はデジタル画像編集アプリケーションソフトウェアです。写真の編集やCGの描画、動画の編集など、さまざまなデジタル画像を描画・編集できるのが特徴です。また、プラグインの仕様が公開されているため、さまざまなサードパーティ製のソフトウェアを追加機能として使用できます。
Photoshopは、1990年にバージョン1が発表されました。その後、最新のCS4(バージョン11)に至るまでさまざまな機能が追加されアップデートされ続けています。大きな変更としては、バージョン3で、レイヤ機能が追加され、バージョン5でヒストリー機能が追加されました。バージョン7では、専用のファイルブラウザが搭載され、ペイント系のツールの強化がされました。
バージョン8からは新たに「CS(Creative Suite)」という名前が付けられ、CameraRaw形式の現像が可能になりました。そしてCS4では、新しいユーザーインターフェイスが搭載され、ほかのCS4製品とのより濃い連携が可能になりました。
Photoshopを起動してみよう
Windowsであればスタートメニュー、Mac OS Xであればドックから「Adobe Photoshop CS4(CS3)」という項目があるので、クリックして起動しましょう(「Adobe Web Premium CS4(CS3)「Adobe Design Premium CS4」「Adobe Master Collection CS4」など購入された製品によってはPhotoshopの入っているメニューフォルダの名前は異なります)。
Adobe Photoshop CS4のアイコン
Adobe Photoshop CS3のアイコン
Photoshopのユーザーインターフェイス
Photoshopのユーザーインターフェイスについて、簡単に見ていきましょう。ツールの各要素を確認してください。
- アプリケーションバー
従来、タイトルバーだったエリアがCS4よりアプリケーションバーになった。より汎用的な操作できるツールが格納されている - メニューバー
機能別に構成されたメニューが格納されている。画像の新規作成やヘルプなどは、このエリアから行う - オプションバー
現在選択されているツールのオプション機能が表示されている - タブ(ドキュメントウィンドウ)
複数の画像を編集している際にタブで表示される。CS4から新しく導入された - ツールパネル
Photoshopで使うツールが格納されている。ツールは関連のあるものがグループ化されている場合がある - 機能パネルドックと展開されたパネル
各パネルはアイコン化することで「ドック」に小さく格納できる。また、図のように「ドック」から展開して表示することもできる - ワークスペース切り替えコントロール
Photoshop全体の各パネルのレイアウトの状態を「ワークスペース」という。ワークスペースを自分の好きなようにカスタマイズし、保存できる。また、初期状態に戻すこともできる - アイコンパネル化ボタン
パネルのグループをアイコン化して格納できる - ドッキングしたパネルグループ
パネルは縦方向にドッキングして整列できる - ドキュメントウィンドウ
作業中のファイルが表示される
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