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DB設計の神ツール「ERMaster」なら、ここまでできるユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(11)(1/3 ページ)

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無料のEclipseプラグイン「ERMaster」とは

 データベースのテーブル設計を行うときに皆さんは、どのようにしているでしょうか?

 いくつかの無料で利用できるツールが提供されているので、筆者はそれらを利用していましたが、最近「ERMaster」と呼ばれるEclipseプラグインの存在を知りました。

 ERMasterは、ほかのツールに比べ、直感的で分かりやすいUI(ユーザーインターフェイス)に、カスタマイズ可能な、Excelで出力できるテーブル定義書、辞書機能など痒いところに手が届くERモデリングのツールです。本稿では、このERMasterについてご紹介します。

図1 ERMasterの画面
図1 ERMasterの画面(画像をクリックすると、拡大します)

ERMasterの主な特徴、8つ

 ERMasterには、主に次のような特徴があります。

【1】直感的で使いやすいUI

 先ほどの図1のように、テーブルや関連などを左のペインから選択して、画面にテーブルを配置したり、テーブル同士を接続して関連付けるなど、サクサクとテーブル設計ができます。

 また、ノートでメモを残せたり、カテゴリによるグループ化など、テーブルの物理モデルには直接影響を与えない部分に関しても、開発者が分かりやすくテーブル設計ができる工夫が施されています。

【2】論理ビュー、物理ビュー、同時表示をサポート

 論理ビューと物理ビュー、双方の同時表示をサポートしています。上流工程でのモデリングから、下流工程での詳細な設計まで、幅広い用途で利用できます。

図2 論理ビュー
図2 論理ビュー
図3 物理ビュー
図3 物理ビュー
図4 論理/物理ビュー
図4 論理/物理ビュー

【3】豊富なデータベースサポート

 商用のデータベースではOracleDB2オープンソースのデータベースとしては、PostgreSQLMySQLに加え、HSQLDBや組み込み向けで利用されているSQLiteなどをサポートしており、主要なデータベースは、ほぼサポートしているといえます。

図5 ERMasterがサポートしているデータベース一覧
図5 ERMasterがサポートしているデータベース一覧

【4】Excel/HTML/画像への出力

 ExcelやHTML、そしてPNG形式への画像でER図でモデリングしたテーブルを出力できます。ExcelやHTMLでは、HTMLやExcelファイルで提供されるテンプレートをカスタマイズして、プロジェクト独自のフォーマットで出力もできます。

図6 Excelへの出力例
図6 Excelへの出力例
図7 HTMLへの出力例
図7 HTMLへの出力例

 次ページでは引き続き、ERMasterの特徴を紹介し、インストールの仕方や使い方を説明に入ります。

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