連載
第10回 jQuery 1.4編:連載:jQuery逆引きリファレンス(1/17 ページ)
最終回となる今回は、連載中にリリースされたjQuery 1.4で追加された新機能を中心に解説。すぐに役立つ16本を一挙公開。
このシリーズでは、jQueryの基本機能を逆引きリファレンスの形式でまとめています。リファレンスという性質上、本連載では入門レベルでの解説は割愛しています。jQueryの基本構文、Visual Studio上でjQueryを利用する方法などについては、拙稿「ASP.NETプログラマーのためのjQuery入門」を併せて参照することをお勧めします。
さて、10回に及んだ本連載ですが、今回でいよいよ最終回。今回は、連載途中にリリースされたjQuery 1.4で追加された新機能や、そのほか、これまでに扱いきれなかったいくつかの重要なメソッドについて触れていきます。
- DOM要素が別のDOM要素に含まれるかを判定するには?
− $.contains(container, contains) −[1.4] - 空のオブジェクトであるかを判定するには?
− $.isEmptyObject(obj) −[1.4] - オブジェクトがObjectオブジェクトであるかを判定するには?
− $.isPlainObject(obj) −[1.4] - 空の関数オブジェクトを生成するには?
− $.noop() −[1.4] - thisキーワードのコンテキストを強制的に変更するには?
− $.proxy(fnc, context) −[1.4] - アニメーションの途中で処理を休止するには?
− delay(duration) −[1.4] - 要素セットの内容をまとめて削除するには?(2)
− detach([exp]) −[1.4] - カレント要素をラップしている要素を除去するには?
− unwrap() −[1.4] - 要素セットの先頭/末尾要素を取得するには?
− first()/last() −[1.4] - 配下に特定の要素を持つ要素のみを抽出するには?
− has(exp|elem) − - 現在の要素を基点に特定の要素まで兄弟要素を抽出するには?
− prevUntil([exp])、nextUntil([exp]) −[1.4] - 現在の要素を基点に特定の親要素に至るまでの要素を抽出するには?
− parentsUntil([exp]) −[1.4] - 文字列とオブジェクト・リテラルからjQueryオブジェクトを生成するには?
− $(html ,props) −[1.4] - 要素セットを標準の要素オブジェクト配列に変換するには?
− toArray() − - フォームからの入力値をクエリ文字列に変換するには?
− serialize() − - フォームからの入力値をJSON形式の文字列に変換するには?
− serializeArray() −
以上、今回はjQuery 1.4で追加された機能をはじめ、これまでの連載で扱いきれなかったメソッドについて解説しました。
以上で全10回にわたった本連載も、いったん完結です。しかし、jQueryは日々進化しています。連載の中で扱った機能の中でも、すでにバージョンアップによって進化を遂げているものもあります。今後も、ある程度新機能がまとまったところで、既存の解説を改めるとともに、新規の機能解説を追加していければと思っています。どうぞお楽しみに。
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