第10回 jQuery 1.4編：連載：jQuery逆引きリファレンス（2/17 ページ）

最終回となる今回は、連載中にリリースされたjQuery 1.4で追加された新機能を中心に解説。すぐに役立つ16本を一挙公開。

[山田祥寛（http://www.wings.msn.to/），著]

連載目次

　$.containsメソッドは、ある要素containerが別の要素containerに含まれるかを判定します。以下はそのサンプル・プログラムです。

<script type="text/javascript">

$(function() {

  // 要素mainが要素listに含まれるかをチェック
  window.alert(
    $.contains(
      document.getElementById('list'),
      document.getElementById('main')
    )
  );
});

</script>

  ……中略……

<div id="main">
  <ul id="list">
    <li>ASP.NET MVC実践プログラミング</li>
    <li>10日でおぼえるASP.NET 3.5入門教室</li>
    <li>JavaScriptマスターブック</li>
  </ul>
</div>

リスト131 要素mainが要素listに含まれるかをチェック（Contains.html）
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リスト131の実行結果

　要素listは要素mainの子要素なので（mainはlistに含まれないので）、結果はfalseとなっていることが確認できます。以下のように引数を入れ替えると、結果がtrueに変わることも確認してみましょう。

$.contains(
  document.getElementById('main')
  document.getElementById('list'),
)

リスト131の$.containsメソッドの引数を入れ替え