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Team Foundation ServerでJava開発は大丈夫か?ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(18)(2/3 ページ)

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Eclipseで作ったプロジェクトをTFSで共有するには

 まず、Eclipse上のワークスペースをTFSのリポジトリにインポートします。適当なEclipseプロジェクトを用意し、次の手順でTFS上でソースコードの共有の設定を行います。

 プロジェクトのメニューから、[チーム]→[プロジェクトの共有]を選択し、リポジトリ選択画面で、[Team Foundation Server]を選択します。

図2 リポジトリタイプの選択
図2 リポジトリタイプの選択

 次に、TFSサーバの接続設定画面が表示されるので、サーバのURLと認証情報を入力します。

図3 TFSの接続情報の入力
図3 TFSの接続情報の入力

 次に、ワークスペースをインポートするTFSのコレクションとプロジェクトを選択します。

図4 TFSのプロジェクトの選択
図4 TFSのプロジェクトの選択

 プロジェクトが表示されない場合は、Visual Studio Team Explorerでプロジェクトを作成してください。TEEからはTFSのプロジェクトは作成できないので、注意が必要です。

 TFSの状態を保存するための場所(注:「Workspace」と表記されますが、Eclipseでいう「ワークスペース」とは異なります)を選択します。そのまま[次へ]をクリックしてください。

図5 TFSのワークスペースの設定
図5 TFSのワークスペースの設定

 TFSのワークスペースを選択します。Eclipseのワークスペースをインポートするプロジェクトのリポジトリのパスを選択します。

図6 リポジトリパスの選択
図6 リポジトリパスの選択

 これで、プロジェクトの共有は完了です。プロジェクトの共有が完了すると、次のような画面が表示されます。

図7 共有されたプロジェクト
図7 共有されたプロジェクト(画像をクリックすると、拡大します)

 共有が完了すると、[ソースコントロール]ビューで、リポジトリの内容を確認できます。

EclipseからTFSのリポジトリを操作するには

 リポジトリの準備ができたところで、リポジトリを操作してみましょう。TFSによるリポジトリの共有の設定を行ったプロジェクトでは、チームメニューから図8のようなメニューが選択できるようになります。

図8 TFSのチームメニュー
図8 TFSのチームメニュー

 プロジェクトの共有を行った状態だけでは、まだワークスペース上のファイルは共有されていません。TFSでは、CVSやSubversionのコミットに相当する操作は「チェックイン」と呼ばれます。チームメニューから、[Check In Pending Changes]を選択すると、ダイアログが表示されるので、チェックインするファイルを選択し、コメントメッセージを入力します(図9)。

図9 ファイルの選択とコメントの入力
図9 ファイルの選択とコメントの入力

 左のアイコンメニューから、ワークアイテム(Work Items)や、チェックインノート(Check-in Notes)の設定、ポリシー違反(Policy Warnings)の確認ができるようになっています。

Work Items

 ワークアイテムの設定では、チェックインと同時に後述のワークアイテムにコメントを追加したり、クローズしたりできます。

図10 ワークアイテムの設定
図10 ワークアイテムの設定

 ワークアイテムをチェックインに対応付けておくと、ワークアイテムに次のような情報が書き込まれ、どのチェックインによりワークアイテムが処理されたか分かるようになります。

図11 チェックインとワークアイテムの関連付け
図11 チェックインとワークアイテムの関連付け(画像をクリックすると、拡大します)

Check-in Notes

 チェックインノートでは、コードのレビューアや、セキュリティやパフォーマンスに対するレビューアを設定できます。

図12 チェックインノート
図12 チェックインノート

Policiy WarningsPoliciy Warnings

 後で紹介するチェックインポリシーを確認できます。

 次ページでは引き続き、Team Explorer Everywhereのさまざまな使い方を紹介します。

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