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幾つ実践してる? マイクロサービスの開発効率と保守性を最大限に高める「ベストプラクティス8選」:ドメイン駆動設計の統合からAPIのセキュリティ確保まで
TechTargetは「マイクロサービスのベストプラクティス」に関する記事を公開した。分散型サービスのデプロイで生じる複雑さ、遅延、セキュリティの問題を軽減し、強固かつスケーラブルなアプリケーション構築に役立つ幅広いベストプラクティスを探る。
TechTargetは2024年10月25日(米国時間)、「マイクロサービスのベストプラクティス」に関する記事を公開した。
マイクロサービスはアプリケーションを小規模なサービスに分割し、ドキュメント化されたAPIで接続することで、開発の効率性と保守性を最大化する。しかし、その効果を十分に発揮させるには、設計プロセスを適切に構築する必要がある。
マイクロサービスのベストプラクティスに従えば、マイクロサービスアーキテクチャの強みをうまく生かして、分散型サービスのデプロイメントによって生じる可能性のある複雑さ、遅延、セキュリティの問題を軽減できるだろう。
本稿で紹介するのは以下の8つだ。
- 上流設計を優先する
- コンテキストを無視しない
- 分解しすぎない
- マイクロサービスをコンテナでホストする
- 公開したAPIのセキュリティを確保する
- データベース戦略を慎重に選択する
- 非同期APIによって回復力と拡張性をサポートする
- GitOpsとDevOpsをパイプラインに統合する
1.上流設計を優先する
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