新しい記事も入っていて安心しました:Linux Squareアクセスランキング(2012年1月号)
Linux Squareフォーラムの月間アクセスランキングをお届けします。あなたが見逃していた記事が、大きな人気を集めているかもしれませんよ(編集部)
新しい記事もたくさん入りました!
2012年から、Linux Squareフォーラムの前月の人気記事を、ランキング形式で紹介させていただくことにしました。Linux Squareフォーラムは@IT発足時から存在する、歴史あるフォーラムです。いつまでも好評をいただいている古い記事もたくさんあります。ランキングを作るにあたって、編集担当者は「現在連載中の記事が1本も入らなかったらどうしよう」とさえ思いましたが、心配ありませんでした。Linux Squareフォーラム2012年1月のアクセスランキングベスト10はこちらです。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
連載中の記事がベスト10の中に4本も!
ランキングを見ると、1位のWindowsユーザー向けシェルスクリプト解説など、おなじみの記事が入っている一方で、連載中の記事が4本も入っています。編集担当者としてはうれしい限りです。ありがとうございます。
しかし、2位に入った【「次に来る」プログラミング言語を占ってみる】を公開するときはヒヤヒヤしました。「この言語が良い」ということを強く言い出すと、終わりのない口論になってしまうからです。しかし、この記事では、世界中のWebサイトでどれほど話題になっているのかを検索エンジンを使って調べ、話題となる機会が多かった言語を並べたものです。
そして、それぞれランクに入った言語については、過去数年間の動きを見ながら、客観的な材料を提示して、ランキング上位に入るに値する言語であると説明しています。感情を表に出さず、客観的な材料で記事を構成したことが好評を得たのでしょう(「Haskellが入っていないのはけしからん」などのおしかりを受けることもありましたが……)。
3位の【iOSで使えるVimが登場! その姿に迫る】は1月25日公開で3位に食い込みました。編集担当者もiPadでVimを使ってみましたが、いずれはこういう形のコンピュータが「パーソナルコンピュータ」となるのだろうなぁと感じました。iPadでVimとSSHクライアントを自由に使えれば、Webアプリケーションの開発現場も大きく変わることでしょう。
4位の【OSに付属するシェルスクリプトを読んで技術を盗む】は、はてなブックマークやTwitterのコメントで、「まさしくその通り!」と記事の趣旨に同意するコメントをいただきました。何事も上達するにはモノマネが欠かせないのです。ということで、この連載ではこれからしばらくOS付属のスクリプトを読みながら、上手な書き方をピックアップして解説していきます。
9位にはシステムコールについて解説している連載から、【やはりあった? 高速化に効くシステムコール】が入りました。C言語のソースコードが登場する上、カーネルモード、ユーザーモードなどの専門用語が多く出てくるので、腰が引けてしまう方もいるでしょう。「OSで何が起こっているかまで知ろうとは思わない」という人もいるかもしれません。しかし、少なくともエンジニアなら、自身が使っている道具がどういう仕組みで動いているのかを理解したほうがよいと思いませんか?
連載はまだ始まったばかり。今回で3回目です。少しでも興味を持たれた方は、連載第1回からどうぞ。
システムコールについてどれくらいご存じですか?
連載:知ってトクするシステムコール(1) 難しいものと思われがちなシステムコール。しかし、学べばトクすることがいろいろあるんですよ
「Linux Square」フォーラム 2011/11/16
「ある言語」の連載がスタート?
ここ最近、Linux Squareフォーラムでは、プログラミング関連の連載を増やしてきました。そしてこの2月、もう1つプログラミング関連の連載を始めるべく、準備を進めております。「文法が比較的簡単で、アプリケーションを手早く作るのに向いている言語」です。ただしこの言語には、「チーム開発にも適している」という特徴もあります。「チーム開発で使えるぞ!」という面から解説を始める予定です。お楽しみに!
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