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日立がITインフラ系子会社2社を合併へプラットフォーム技術強化でクラウド戦略を加速

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 日立グループは2012年10月1日、サーバ機器、ストレージ機器専門子会社の2社を合併し、新たな子会社として2013年4月からスタートさせることを発表した。

 合併したのは、日立情報通信エンジニアリングと日立コンピュータ機器。日立情報通信エンジニアリングはサーバおよびネットワーク機器の設計・製造・開発から評価、関連ソリューション提供を主な事業としている。日立コンピュータ機器は、ストレージ分野で同様の事業展開を行っている。

 合併により、ITインフラの基盤技術の開発リソースを集約し、総合的な開発体制を構築、プラットフォーム事業の拡大を狙う。

 日立では、ITインフラやソリューションによる「社会イノベーション事業」の強化を進めており、2012年4月段階で、グループ内のサーバ・ストレージ、通信、クラウド関連事業の再編を行っている。両者の合併はこの一連の事業展開を加速させる意味合いがある。日立では、「情報通信分野におけるNo.1エンジニアリング事業会社」(同社プレスリリースによる)を目指すとしている。

 2013年4月の合併後の新会社は、日立情報通信エンジニアリングのある横浜市を拠点とする予定。事業内容は、サーバ、ストレージ、ネットワークなどの情報通信に関する製品の開発、設計、製造、販売、修理事業、情報通信機器、ICTシステム、ソフトウェア、生産設備機器などの開発、設計、製造、販売および付随するサービス提供などとしている。

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