Android 4.2に合わせ、SDKとツールの最新版もリリース:日本語など複数言語での文字最適化も
米GoogleはAndroid 4.2(Jelly Bean)のリリースに合わせ、Android 4.2 SDKプラットフォームとAndroid SDKツール最新版のダウンロード提供を開始した。
米GoogleはAndroid 4.2(Jelly Bean)のリリースに合わせ、開発者向けにAndroid 4.2 SDKプラットフォームとAndroid SDKツール最新版のダウンロード提供を開始した。
Android 4.2 SDKの最新版「API level 17」では、デバイスロック画面の上に配置できるロックスクリーンウィジェットの作成や、充電中に表示できるインタラクティブスクリーンセイバー「Daydream」の作成が可能になったほか、英語以外のユーザー向けに、日本語を含む複数言語の文字の最適化に対応した。
一方、Android SDKツールの最新版となる「Revision 21」では、アプリの迅速な開発を支援する目的で、新たにMulti-configエディタが加わった。さまざまな画面サイズや場面などに合わせてUIを開発でき、スマートフォンやタブレットなど各種の画面サイズでプレビューを参照できる。
また、新しいUIテスト自動化ツールの「UI Automator Test Framework」により、アプリのテストと品質チェックの自動化機能が強化されている。同ツールはAndroid 4.1(API level 16)以降に対応する。
このほか、アプリに新しいスクリーンを追加するためのテンプレートや、コードの不具合発見に使われるLintルールが追加され、Android Virtual Devices(AVD)作成用のダイアログも刷新された。新規にAndroid SDKを導入する開発者は、ワンクリックでSDKを導入できるようになっている。
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