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Maker達のお祭りがやってきた! Maker Faire Tokyo 2012UXClip(14)(4/6 ページ)

Maker Faire Tokyo 2012は、テクノロジーを自由な発想で楽しむ「Maker」のお祭りだ。約240組が出展し、大いに盛り上がったMaker Faireをレポートする。

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デモは難しかったが……多くの飛行物体が登場

 今回ちょっと不運だったのが飛行物体を作っている人たち。1Fに飛行系のブースが固まっていたが、会場のあまりの混雑ぶりで、デモのために会場外に作品を持ち出すのも苦労するほどで、飛行系のデモはあまり見られなかったが、会場には多くの飛行物体の出展が見られた。

 飛行系、特にマイコン制御のものは世界的なブームらしく、Makeが回を重ねるごとに出展者が増え、性能も向上しているのを感じる。


MAKERS で有名なクリス・アンダーセンの3Dロボティクスも出展。

徳島大学で研究中のダクトファンを使った倒立形飛行物体

羽ばたき飛行機の出展

空間線量を計測するモーターグライダー

 こちらは日本ならではの飛行物体、NINJA日本Androidの会原子力部が出展していたRRMG:無人偵察機による広域放射線測定プロジェクト。自動制御のモーターグライダーに放射線測定器を取り付け、広域で放射線量を測定する試み。誰でもいざというように作れるメソッドを確立し、公開することで、次の災害への備えとするとのこと。ソーシャルファブリケーションの一例だ。


未来館に浮かぶヘリウム気球

 野尻抱介先生は今回もスカイフック・サービスを出展。編み師の203gouさんとのコラボで、インパクトバツグンの気球を未来館に浮かべていた。前回MOMで展示したように、他の出展者の作品を釣り下げて会場を闊歩する予定だったが、あまりの混雑ぶりであまりデモできなかったのが残念。

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