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CloudStackベースのサービスを活用したハイブリッド構成を検討するCloudStackによるプライベートクラウド構築術(12)(2/3 ページ)

自社で構築したプライベートクラウドと、外部のクラウドサービスを連携させるには? 出揃ってきたCloudStackベースのサービスはどう活用できるか、具体例から紹介していきます。

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自社プライベートクラウド環境と連携したサービス利用を体感する

 上記で紹介したCloudStackを使用したサービスの中で、今回はKDDIが提供している「KDDIクラウドプラットフォームサービス」を使って、CloudStackが使用されているサービスの利用イメージをご紹介します。

「セルフポータル」にログインする

 本稿で例示するKDDIのサービスに利用申し込みをすると、IDとパスワードが案内されます。案内に記載されたURLからログイン画面にアクセスし、所定のID・パスワードを入力すると、セルフポータルのトップ画面が表示されます。

専有サーバの作成

 ログイン後、専有サーバの作成画面にて、Hypervisorは「KVM」「VMware」から「VMware」を選択。ゾーンは「Tokyo」「Osaka」から「Tokyo」を選択。台数は2台を選択。最後に、「追加」ボタンを押します。数十秒で、専有サーバ2台が作成されます。

 今回は、ハイパーバイザとしてオンプレミス環境で実績があるVMwareを利用することとしました。

 同じ要領でBCP用の専有サーバ1台を「Osaka」ゾーンに作成します。

仮想サーバの作成

 続いて、仮想サーバを作成する物理サーバを選択し、仮想サーバを作成します。ここでは以下の設定で行ってみました。

項目 設定内容
OS Windows 2008 SP2 Standard
CPU 4vCPU
メモリ 16GB
OS領域ドライブ 100GB
追加ストレージ 300GB
デフォルトネットワーク インターネット接続
追加ネットワーク イントラネット接続を選択、
IPアドレス 自動付与

 「作成」ボタンを押すと、数分で起動状態になります。今回はクラスタ構成にするため、もう1台の仮想サーバを異なる占有サーバに作成しておきます。

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