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Adobe、Flash C++ Compilerをオープンソース化:GitHubを通じて提供
米Adobe Systemsは、「Flash C++ Compiler (FlasCC)」をオープンソース化すると発表した。「CrossBridge」という名称で、GitHubを通じて提供する。
米Adobe Systemsは6月25日、「Flash C++ Compiler (FlasCC)」をオープンソース化すると発表した。「CrossBridge」という名称で、GitHubを通じて提供する。従来、「Alchemy」のコード名で呼ばれ、「Adobe Creative Cloud」の一部として提供されていたもの。Adobeは今後もCrossBridgeへの投資を続け、プロジェクト管理を担いながら、オープンソースでの改善を目指すとしている。
Adobeによると、CrossBridgeはGCC(GNU Compiler Collection)を基に開発され、C/C++のソースコードをAdobe Flash Runtime(Flash PlayerやAdobe AIR)向けにコンパイルできるという。
今回公開された「CrossBridge 1.0.1」は、オリジナルのFlasCC 1.0を基に、いくつかの改善が加えられている。現在開発中のCrossBridge 1.1では、LLVM(Low Level Virtual Machine)とClangを利用して、高度なC++の文法に対応するという。
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