Claude Codeの「VS Code」拡張機能、一般公開 “CLIの操作体験”をエディタに融合:ターミナル実行やスラッシュコマンドにも対応
Anthropicは、AIコーディング支援ツール「Claude Code」をコードエディタ「Visual Studio Code」(VS Code)で利用できる拡張機能「Claude Code for VS Code」を一般公開した。CLIに近い体験をエディタ上で提供する。
Anthropicは2026年1月21日(米国時間)、AI(人工知能)コーディング支援ツール「Claude Code」のコードエディタ「Visual Studio Code」(VS Code)拡張機能である「Claude Code for VS Code」の一般提供を開始した。公開された拡張機能の特徴は、これまでコマンドラインインタフェース(CLI)を通じて提供されてきたClaude Codeの操作体験を、VS Codeのエディタ上に統合した点にある。
“CLIの操作体験”をエディタに融合、ターミナル実行やスラッシュコマンドも
開発者は、特定のファイル名を指定する「@メンション」や、「/model」「/mcp」「/context」といったスラッシュコマンドを使って、Claude Codeに与えるコンテキスト(参照させる情報の範囲)や動作モードを指示できる。
Claude Codeは、開発者が利用している各種ツールや既存のワークフロー、コードベースを前提に、それらを“思考のスピード”で進化させることを目指したAIコーディング支援ツールだ。人が考える流れを妨げることなく、設計や実装、修正といった作業を高速に支援することをコンセプトとしている。主な特徴は以下の通り。
- 強力なインテリジェンス
- 「Pro」「Max」「Team」「Enterprise」の各サブスクリプション、または従量課金制の料金体系を通じて、最新のClaudeモデルを利用できる
- 開発フローと並走
- Claudeが自律的にコードベースを探索し、コードを読み書きする。開発者の許可を得た上でターミナルコマンドも実行できる
- 新しいインタフェース
- これまで以上にスムーズに開始できるよう、より親しみやすいインタフェースを採用した
- エディタとの統合
- Claudeは現在開いているファイルや選択中のテキストを把握し、エディタウィンドウ内で直接修正案を提示する
- エージェント機能のサポート
- サブエージェントやカスタムスラッシュコマンド、「Model Context Protocol」(MCP)といったエージェント関連機能をサポートしている。これらの機能はVS Code拡張機能で動作するが、一部の設定はCLIを使用して行う必要がある
ターミナルベースの体験も維持
従来のターミナル(コマンドライン)中心の操作感を好むユーザー向けに、「Claude Code: Use Terminal」の設定を有効にすることで、エディタ内ではなくターミナルベースの表示に切り替えることができる。これにより、CLIに慣れた開発者は、従来と同様の操作フローを維持したままClaude Codeを利用可能だ。
本拡張機能を利用するには、VS Codeのバージョン1.98.0以上が必要となる。利用環境によっては、拡張機能の動作に必要なAPIキーの設定など、事前の初期構成も求められる。
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