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マイクロソフトが「Microsoft R Server」を公開データサイエンティストの卵、学生には無料配布

マイクロソフトが「Microsoft R Server」の提供を開始。LinuxやTeradata、Hadoopディストリビューション版も。

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Microsoft R Serverの公開を知らせるLee Stott氏のブログ

 米マイクロソフトがビッグデータ解析プラットフォーム「Microsoft R Server」(正式名称は「Revolution R Enterprise」、略称はRRE)のダウンロード提供を開始している学生、教員、および教育機関はDreamSpark経由でダウンロードできる。2016年1月6日(英国時間)、英マイクロソフトのテクニカルエバンジェリスト Lee Stott氏が公式ブログで情報を発信している。

 Microsoft R Serverは、同社が買収したRevolution Analyticsの統計用オープンソースソフトウェア「R」のエンタープライズ版。R言語のソースコードをクラスタ並列処理で実行でき、探査型データ解析(Exploratory Data Analysis:EDA)、モデル構築などの多様な解析機能を備える。

 同プラットフォームが稼働する環境は以下の通り。

  • Windows
    • 64bit Windows 7
    • 64bit Windows 8.0、8.1
    • 64bit Windows 10
    • 64bit Windows Server 2008 SP2
    • 64bit Windows Server 2012
  • Linux
    • 64bit Red Hat Enterprise Linux(または CentOS) 5.x または 6.x
    • 64bit SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 または SP3
  • Hadoop ディストリビューション/OS
    • Cloudera CDH 5.0、5.1、5.2、5.3(RHEL 6.x)
    • Hortonworks HDP 1.3(RHEL 5.xまたは6.x)
    • Hortonworks HDP 2.0〜2.3(RHEL 6.x)
    • MapR M3/M5/M7 v2.02、3.1、3.1.1、4.0.1、4.0.2(RHEL 6.x)
  • Teradata のバージョン/オペレーティング システム
    • Teradata Database 14.10、15.00、15.10(SLES 10.xまたは11.x)

ダウンロードページ 「学生は無料」と記されている

 なおマイクロソフトは、Microsoft R Server入門のためのオンラインコースをこちらで無償提供している。

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