別部門の管理データを最大限に生かすには? Oracle Data Visualization Cloud Service(DVCS)でマーケティング業務はこうカイゼンする:私たちの「脱・Excel」〜新人女子社員がやってみたクラウドBI(3)(3/3 ページ)
「まずはアップロードして当たりを付ければいいじゃない」――悩んでいた私に芹澤さんはこうアドバイスしてくれました。Oracle Data Visualization Cloud Service(DVCS)を使ってみないとこの発想は出ないかもしれません。
一度作ったグラフで、さらにデータを掛け合わせるには?
新井 芹澤せんぱーい。作成した資料を上司や営業部門と共有したところ、いろいろとリクエストが……。今度は私たちのデータを営業部門が活用したいそうなんです。どうしたらいいでしょう……?
芹澤 なるほどねー。やっぱり、情報が見えると建設的な議論が増えるのね! かんたん、かんたん。追加で営業別にマーケティング活動を有効活用したいといったリクエストが発生しても、3ステップで追加グラフが作成できるよ。
- 画面下側にある横棒グラフを複製
- カテゴリーにあるキャンペーンタイプを色別にドラックし、担当営業をカテゴリーにドラックする
- マーケティングの予算を「×」ボタンを押してグラフから削除する
芹澤 一度グラフを作成すればコピーして使えるので、軸を変更してさまざまな角度から分析できるの。
分析結果はグラフだけでなく、コメントでも共有
芹澤 クラウドサービスのDVCSの便利なのは、「作成した画面はそれぞれ結果をシナリオとしてコメントを入れることで、共有するメンバーが分かりやすいようナビゲーションできる」というところなの。左端のメニューから「しおり」のタブをクリックして、このグラフで発見できたことをメモしておきましょう。
さいごに
ここまでで、Oracle Data Visualization Cloud Service(DVCS)を使った、私たちの業務カイゼンがどのようだったかを紹介してきました。
「異なるデータを掛け合わせて分析してみる」「繰り返しの作業を効率化する」といった作業がうんと効率化することがお分かりいただけたのではないでしょうか?
従来、複雑な情報を組み合わせて、いち早く全体像を把握するには、それなりのカンや経験、コツが必要なものだったかと思います。しかも、そうした作業は、本来の仕事の下準備でしかありません。DVCSという便利なツールに出会ったことで、私たちの誰もがベテランの先輩のように、効率よく仕事の下準備をこなして、本来行うべき業務――お客さまのためになる価値ある仕事に注力できるようになりました。
Oracle Data Visualization Cloud Service(DVCS)のよいところは、何といっても私たち自身がすぐに試すことができる点にあります。ちょっとした業務でシステム開発部門に「おうかがい」を立てたりするのはなかなか難しいところですが、クラウドサービスであれば、簡単にトライできますよ!
今回ご紹介したOracle Data Visualization Cloud Service(DVCS)の詳細はこちらの動画で紹介しています。ぜひ、ご覧いただき、興味をお持ちになった方は無料トライアルをお試しください!
提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年3月22日
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