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BBC、超小型コンピュータ「micro:bit」を英国の子ども100万人に無償配布PCやモバイル端末につないでコーディングを学習できる

英国営放送(BBC)はIT教育を支援する取り組みの一環として、100万人の英国生徒への超小型コンピュータ「micro:bit」の無償配布を開始した。

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 英国営放送(BBC)は2016年3月22日(英国時間)、BBCオリジナルの超小型コンピュータ「micro:bit」の英国内の子どもへの無償配布を開始した。対象は英国の11〜12歳の子ども。配布台数は最大100万台。


micro:bitで遊ぶ子ども(出典:BBC)

 BBCでは2015年7月にmicro:bitを発表していたが、2回の配布延期を経てようやく配布にこぎ着けた。

 「BBC Make it Digital」という取り組みの一環としてリリースされたmicro:bitは、コーディングが可能なポケットサイズのコンピュータ。BBCによると、「新世代のデジタル開拓者の育成支援」を目的としており、生徒はコンピュータの使用経験の違いに関わらず、micro:bitを使いながら創造性を伸ばせるという。


micro:bit(出典:BBC)

 生徒はmicro:bitをコンピュータやスマートフォン、タブレット、その他の機器やセンサーと接続し、micro:bitの公式サイトのコードエディタか、モバイルアプリを使ってmicro:bitをプログラミングすることで、シンプルなゲーム機、スマートウォッチ、さらには活動量計など、あらゆるものとして機能させることができるとされている。


micro:bitの公式サイトにあるコードエディタ

 公式サイトでは、親、教師、生徒がmicro:bitを活用するための幅広い教材やチュートリアルも提供されている。

 BBCによると、micro:bitは1980年代に英国で教育用コンピュータ普及の一端を担ったエイコーン・コンピュータ「BBC Micro」の取り組みを土台に、31のパートナー組織と共同で開発を進めてきたという。パートナー組織にはARM、英バークレイズ、ランカスター大学、マイクロソフト、ノルディックセミコンダクター、NXPセミコンダクター、サムスンなどが名を連ねている。

 英国全土への配布に続いて、micro:bitのハードウェアおよびソフトウェアの多くはオープンソース化される予定だ。micro:bitの販売も行う予定とのことで、販売収益は、「コーディング革命に参加する人をできるだけ増やす」ために活用されることになっており、詳細は「近いうちに発表する」としている。

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