マイクロソフト、Visual Studio 2015対応の「Macros for Visual Studio」をオープンソース化:GitHub上で公開
マイクロソフトは、「Visual Studio 2015」でマクロを使えるようにする拡張機能「Macros for Visual Studio」をリリースし、コードをオープンソース化した。
米マイクロソフトは2016年5月11日(米国時間)、統合開発環境「Visual Studio 2013」と「Visual Studio 2015」でマクロを使えるようにする拡張機能「Macros for Visual Studio」をリリースした。
Macros for Visual Studioは、Visual Studio 2013用の「Macros for Visual Studio 2013」をアップグレードしたもの。開発者コミュニティーとのパートナーシップの一環として、Macros for Visual Studioのコードをオープンソース化した。これにより、コードの閲覧、独自の改良のほか、オープンソースプロジェクトへの改良コード寄贈などができるようになる。Macros for Visual Studioは、GitHub上でMITライセンスで公開される。
Macros for Visual Studioは、Visual Studioでマクロを使って反復的なタスクを自動化するのに利用でき、開発作業の生産性向上に役立つという。テキスト編集操作を含め、Visual Studioのほとんどのコマンドの記録、再生が可能だ。一例としては、全てのファイルへのヘッダの追加、複数行のデータの整形、よくに使うコマンドのショートカット作成などを自動化できる。「Macros Explorer」の「Samples」フォルダにマクロサンプルが含まれている。
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