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ユーザー解析機能が無料になったFirebaseの使い方超入門Swift製リアルタイムチャットアプリ開発で学ぶ(4/4 ページ)

Firebaseのデータベース機能を使って無料のチャットアプリを作ることで、FirebaseやFirebase Analyticsの使い方について解説します。

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便利なFirebaseだが、一定量以上は値段に注意

 Firebaseはある程度までは無料で使えますが、一定量以上のデータ保存やデータ通信を行う場合は有料になります。実際に用意されているプランは以下の通りです。

 今回利用したRealtime Databaseだと、1GBのデータ保存制限や10GBのデータ通信制限があるので、長くサービスを続けるとなると有料にする必要が出てくるかもしれません。

 プランの詳しい説明は「Pricing 」のページから確認してください。

無料になったFirebase Analyticsが既に使える

 最後に今回話題になったFirebase Analyticsについても少し触れようと思います。

 実は今回作ったアプリのFirebase Analyticsは既に有効になっています。AppDelegateでFIRApp.configureを呼び出した時点でFirebase Analyticsは有効になるので既にアクセス解析ができている状態です。

 Firebase Analyticsの実際の画面は以下の通りです。この画面ではアクティブユーザー数やユーザー属性を見ることができます。

 Google Analyticsにもあったコホート分析機能も使えます。

 正確さは未知数ですが、ユーザーの性別や年齢も見ることができます。

今回のソースコードは、こちら

 本稿では、Firebase Databaseを使ったチャット機能を実装してみましたが、いかがでしたでしょうか。

 Firebaseには他にもプッシュ通知機能やユーザー登録機能やファイルアップロード機能があるので、「メッセージが来たら通知する機能」「FacebookやTwitterでのログイン機能」「画像送信機能」などいろいろな機能を実装できそうです。今回はiOS向けの機能紹介でしたが、AndroidやWebでも利用できるのでよろしければ、そちらも試してみてください。

 今回のソースコードは、こちらの「FirebaseSample.zip」からダウンロードできます。「GoogleService-Info.plist」は各自で用意したものを追加してください。

筆者紹介

杉本裕樹

田町のベンチャーで働くエンジニア。

仕事ではiPhoneアプリの開発やRailsを使ったWebサービス開発を行っている。最近のマイブームはUnityを使った3Dゲーム開発。


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