マイクロソフト、「Visual Studio 2017」正式版を2017年3月7日にリリース:Visual Studio 20周年記念イベントも開催、「VSあるある話」を募集
マイクロソフトは、ソフトウェア開発環境の最新バージョン「Visual Studio 2017」正式版を2017年3月7日にリリースすると発表。登場20周年を記念したイベントを2017年3月7〜8日に実施する。
米マイクロソフトは2017年2月9日(米国時間)、ソフトウェア開発環境「Visual Studio」の最新バージョン「Visual Studio 2017」の正式版を2017年3月7日(米国時間)にリリースすると発表。2017年3月7〜8日の2日間に渡ってリリース記念イベントを実施する。
同イベントでは、ブライアン・ハリー氏(「Team Foundation Server」担当プロダクトユニットマネジャー)、ミゲル・デ・イカザ氏(ディスティングウィッシュドエンジニア)、スコット・ハンセルマン氏(Webプラットフォームおよびツール担当主席コミュニティーアーキテクト)、ジュリア・リウソン氏(Visual Studio担当コーポレートバイスプレジデント)などが登壇予定。Visual Studio 2017の主要な改良点に焦点を当て、多数のデモを交えた新技術紹介セッションが行われる他、需要別トピックに沿ったライブトレーニングも予定される。
Visual Studioは、最初のバージョン「Visual Studio 97」が1997年に登場。2017年は登場から20年目に当たる。この登場20周年とVisual Studio 2017のリリース記念し、マイクロソフトは初心者、ベテランを問わず、全てのVisual Studioユーザーに以下のような「Visual Studioの思い出」を「#MyVSstory」のハッシュタグを付けて投稿してほしいと呼び掛けている。
- Visual Studioをどのくらいの期間使っているか
- これまでに自身が作成した最高にクールなソフトウェアは何か
- Visual Studioのどこが好きか
- 誕生日を祝う言葉を(例えば、「Happy Birthday, Visual Studio」を自分の母語で)
Visual Studioは、リリース当初はIDE(統合開発環境)だったが、2017年現在では「Visual Studio Team Services」「Visual Studio Code」など、さまざまな製品やサービスを開発するためのスイートとして進化している。例えば、クラウド活用を軸に、Android、iOS、Linux、macOS、Windowsに対応するクロスプラットフォームに向けた「モバイルファースト、クラウドファースト」を実践するアプリケーションを作成できるよう、時代のニーズに応じて進化している。
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