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グループポリシーでWindows 10のスタートメニュー、設定、アプリを制御する企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(17)(2/3 ページ)

企業では、Windows 10の新しいスタートメニューや「設定」アプリ、「ストア(Microsoft Store)」アプリ、ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリへのアクセスを、グループポリシー(およびローカルコンピューターポリシー)を用いて細かく制御することができます。

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全てのUWPアプリの使用を禁止する(Enterpriseのみ)

 Windows 10 Enterpriseでは、以下のグループポリシーを「無効」(注:「……無効にする」ポリシーを「無効」に設定)にすることで、メールやカレンダー、電卓、ストアなどのビルトインのUWPアプリ、Microsoft Storeから入手したUWPアプリ、サイドローディング(Microsoft Storeを介さないインストール)の業務(LOB)用UWPアプリの実行を全てブロックすることができます(画面4)。

  • コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\ストア\Windows ストアからすべてのアプリを無効にする

画面4
画面4 「Windows ストアからすべてのアプリを無効にする」ポリシーによる全てのUWPアプリのブロック

 なお、Windows 10 バージョン1511および1607では、このポリシーの実装に問題があり、Windows 10 Proエディションにもこのポリシーが適用できました。Windows 10 バージョン1703からは、Enterpriseエディションだけに適用されるように修正されています。

ビジネス向けMicrosoft Storeのみを許可する(バージョン1607以降、Enterpriseのみ)

 Azure Active Directory(Azure AD)のIDを使用する、またはAzure ADとオンプレミスのActive Directoryとのハイブリッド環境では、「ビジネス向けMicrosoft Store(Microsoft Store for Business)」(旧称、ビジネス向けWindowsストア、Windows Store for Business)を利用できます。

 ビジネス向けMicrosoft Storeについては別の回に説明しますが、企業向けのアプリをMicrosoft Storeから一括購入(無料アプリの場合は取得)して、専用のプライベートストアで公開したり、サイドローディング用のLOBアプリを登録したりできます。ビジネス向けMicrosoft Storeのプライベートストアは、Windows 10のプライベートストアにアクセス可能なIDで接続している「ストア」アプリに統合されます。

 プライベートストアは、Windows 10のエディションを問わず利用できますが、Windows 10 Enterpriseの場合は、以下のポリシー設定を有効にすることで、「ストア」アプリに一般向けのMicrosoft Store(小売りストア)を表示させず、プライベートストアのみを表示させることができます(画面5)。

  • コンピューターの構成(ユーザーの構成)\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\ストア\Windows ストア アプリ内にプライベート ストアのみを表示する

画面5
画面5 プライベートストアを表示する「ストア」アプリ。上は既定の状態(小売りストアが表示されている)。下は「Windows ストア アプリ内にプライベート ストアのみを表示する」ポリシーが有効

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