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スマホでQRコードを読み込むだけのキャッシュレス決済――福島県で、みずほと東邦銀行が共同実証

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、みずほ銀行、東邦銀行は共同で、スマートフォン用決済アプリを活用したキャッシュレス決済の実証実験を福島県内で開始する。キャッシュレス決済の実用化に向け、利便性や効率性、運用コストの削減などについて検証する。

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 みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、みずほ銀行、東邦銀行は2018年3月15日、福島県の協力のもと、キャッシュレス決済の実用化に向けた実証実験を開始すると発表した。スマートフォン用決済アプリを活用し、キャッシュレス決済の利便性や効率性、現金の取り扱いに関わる社会コストの削減などについて検証する。

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実証実験のイメージ

 実証実験は、みずほ銀行か東邦銀行の口座保有者を対象に実施。決済アプリ「pring(プリン)」に銀行口座から電子マネーをチャージしておくことで、店頭(加盟店)でQRコードを読み込むだけで支払いが完了する。

 実施場所は、福島県富岡町周辺の店舗や施設に加えて、順次浜通り地域に拡大する予定とのこと。

 実証実験の開始時期は、2018年6月から7月の予定。一部の施設では、みずほ銀行の口座保有者を対象に4月から先行して開始するという。

 決済アプリは、銀行口座からのチャージ、加盟店での決済の他、個人間の送金や銀行口座への戻し入れも可能。

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決済アプリ「pring」の利用イメージ
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