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何時間もかかる調査作業を数十分で実行できるChatGPTの新機能「deep research」 これまでのAIモデルと性能はどう違う?OpenAIの新しいAIエージェント

OpenAIは、人間が何時間もかかる調査作業を数十分で完了させる「ChatGPT」の新しいエージェント機能「deep research」を、ChatGPTの「Pro」プランのユーザー向けに提供開始した。

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 OpenAIは2025年2月2日(米国時間、以下同)、人間が何時間もかかる調査作業を数十分で完了させる「ChatGPT」の新しいエージェント機能「deep research」を発表した。

 deep researchは、OpenAIが今後リリース予定の「o3」モデルを基盤にしており、Webブラウジングとデータ分析に最適化しているという。ユーザーが指示を与えると、推論を活用してインターネット上の大量のテキスト、画像、PDFを検索、解釈、分析し、統合されたレポートを作成する。この出力結果は完全に文書化されており、思考の要約と明確な出典が示されているため、情報を簡単に参照、検証できる。

 「知識を統合する能力は、新しい知識を生み出すための前提条件だ。このため、deep researchは、われわれがかねてより掲げている目標であるAGI(汎用〈はんよう〉人工知能)の開発に向けた重要な一歩だ」と、OpenAIは述べている。

deep researchが役立つ場面 これまでのAIモデルと性能はどう違う?

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