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制限時間なしのハッカソンかと思ったら通常業務でしたIT用語解説系マンガ:食べ超(137)(4/4 ページ)

ハッカソンの条件は「給料が出ない」ではないことを再確認しておきましょう。※皆さんご存じかとは思いますが、本作はフィクションです。

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社長「開発は全てハッカソン形式でやるべきでは?」わたし「やばみランプが3つ点灯しました」社長「ITベンチャー経営ゲームだと、ハッカソンをやればやるほど従業員がスキルアップするぞ」わたし「えっ。没収したいです。そのゲーム」社長「あと、このゲームだと従業員は残業代を要求しない」わたし「ゲーム脳って呼んじゃいますぞ」マルコフ君「ハッカソンやりたいっす!」わたし「熱意があるのはいいことよ!」ハッカーソンでー ハッカーソンでー なに作ろー なに作ろー わたし「あまり大きな物は……」ハッカソン参加のチームメンバー募集! 当方ノースキル 募集メンバー:プログラマー、グラフィックデザイナー、UIスペシャリスト、プロマネ わたし「あるある」社長「やりたくば、やらせてやろう、ハッカソン!」ネットで告知を見つけたよ 社長「未経験者でも大丈夫ですと書いてある」わたし「やばみランプ5つですけど」わたし「会場がすごい山奥なんですね……」
「ようこそ八禍村(はっかそん)へ」わたし「村(そん)!!」「皆さんにはこの村の呪いを解くアプリを開発してもらいます。完成するまでは村を出られませんが、レッツ・エンジョイ」完全に意味不明な要件とめっちゃ古い開発、実行環境……そして次々に起きる怪事件!! 続々と倒れていく参加者たち! わたし「これ、普通のデスマなのでは?」「今日もまた1人参加者が姿を消した……」わたし「逃げましたね」荒木さん「うらやましい」マルコフ君「ゲームみたいでめっちゃ楽しいっすね」わたし「会社に残してきた通常業務がめっちゃ心配なのよ?」マルコフ君「スパゲティ……」マルコフ君がご神木のしめ縄をリファクタリングしたら…… 村の呪いが消えました! ところで社長は池から足を出して発見されたりして、ちょっと大変でした(生きてます)

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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