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Red HatがetcdをCNCFに寄贈、インキュベーティングプロジェクトにKubeCon + CloudNativeCon 2018

 Kubernetesの主要コンポーネントとも言えるキーバリューストアのOSSプロジェクト、etcdが2018年12月11日(米国時間)、Cloud Native Coputing Foundation(CNCF)にインキュベーティングプロジェクトとして加わった。Red Hatが同プロジェクトをCNCFに寄贈。今後はCNCFの下で、開発が進められることに

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 Kubernetesの主要コンポーネントとも言えるキーバリューストアのOSSプロジェクト、etcdが2018年12月11日(米国時間)、Cloud Native Coputing Foundation(CNCF)にインキュベーティングプロジェクトとして加わった。Red Hatが同プロジェクトをCNCFに寄贈。今後はCNCFの下で、開発が進められることになる。

 今回のetcdの加入により、CNCFは32のプロジェクトをホストする組織になった。その内訳は、「卒業(Graduated)」が3、「インキュベーティング(Incubating)」が16、「サンドボックス(Sandbox)」が12。

 etcd(「エトスィーディー」と発音する)はマルチノードクラスタの構成情報を管理することを目的としたキーバリューストアで、その名前はLinuxで設定ファイルを置くディレクトリである「/etc」と、「distributed(分散)」から来ている。Kubernetesクラスタの構成情報を管理する重要な役割を果たしているが、Cloud Foundry、OpenStackなど他のプラットフォームでも活用されている。

 etcdは、現在Red Hatの一部であるCoreOSが2013年に始めたOSSプロジェクトで、Google Cloud、Alibaba、Amazon Web Servicesなど、多様な企業が開発に参加している。

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