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AWS、ポリシーに基づきバックアップを統合管理できる「AWS Backup」を発表2019年中にクロスリージョン対応を予定

Amazon Web Servicesは2019年1月17日(米国時間)、AWS上のストレージやデータベースをポリシーベースでバックアップするためのツール「AWS Backup」を発表した。正式提供を開始したという。

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 Amazon Web Services(AWS)は2019年1月17日(米国時間)、AWS上のストレージやデータベースをポリシーベースでバックアップするためのツール「AWS Backup」を発表した。「available」、すなわち正式提供を開始したという。

[2019/01/17]記事初出時には「全てのリージョンで」としておりましたが、確認したところ、2019年1月17日時点ではバージニア北部、オハイオ、オレゴン、アイルランドのみ利用可能のようです。お詫びして訂正します。

 AWS Backupはバックアップポリシーの統合的な管理インタフェース/ツールと表現できる。裏ではAWSの既存機能であるスナップショットを実行(EFSを除く)するが、バックアップポリシーをきめ細かく設定でき、さまざまな対象のバックアップ計画と実行状況を俯瞰的に管理できる。また、リストアを含めた運用がしやすくなる。Amazon Glacierへのティアリングについても、バックアップポリシーの一部として設定できる。

 発表時点で対象となっているのはEBSボリューム、RDSデータベース、DynamoDBテーブル、EFSファイルシステム、そしてオンプレミスに導入したStorage Gateway。今後リクエストに応じて対象を拡大していくという。

 当初は特定リージョン内でのバックアップしかできない。2019年中には、リージョンをまたがったバックアップにも対応するという。

 AWS Backupは、まずバックアッププランを作成し、次にこれに対してバックアップ対象をひも付ける形で設定する。バックアッププラン作成では上図のように、実行間隔、Glacierへ移行への移行までの期間、バックアップデータの期限などを設定する。次にこのバックアッププランを適用する対象、例えばDynamoDBを指定し、テーブル名を設定する。

 AWS Backupでは、オンデマンドのバックアップも実行できる。

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