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Webサイトのリニューアルは半数以上が逆効果 WACULが調査:「構造的変更」が有効
WACULはWebサイトのリニューアルとCV数やCVRの向上効果に関する調査結果を発表した。リニューアルしたWebサイトの7割でCVの改善効果がなく、半数以上は逆効果だった。リニューアルするならば、CV定義の見直しが効果的だという。
WACULは2019年7月31日、同社の社内研究所「WACULテクノロジー&マーケティングラボ」が実施した、WebサイトのリニューアルとCV(Conversion)数やCVR(Conversion Rate)の向上効果に関する調査結果を発表した。それによると、リニューアルしたWebサイトの7割でCVの改善効果がなく、半数以上は逆効果だった。
今回の調査によって分かったことは、大きく分けて次の2点。1つは、CV数やCVR向上の観点では、Webサイトのリニューアルによって得られる効果はほとんどないこと。もう1つは、Webサイトをリニューアルするに当たって、構造的変更には効果があるが、表層的変更には効果がないことである。
WebリニューアルでCVやCVRは悪化
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