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狙われるWebアプリケーション、脆弱性対策とWAFに期待できることとは:守りが薄いWebアプリケーション(3)(2/2 ページ)
当連載ではWebアプリケーションのセキュリティが置かれている状況と、サイバー攻撃について具体的なデータを示し、防御策を紹介している。第1回と第2回ではWebアプリケーションの攻撃対象となる領域と、領域ごとの被害例に加えて、Webアプリケーションが攻撃を受けるまでにたどるプロセスについて簡単に整理した。今回は、Webアプリケーション側で可能な対策について脆弱性への対応とWAFを中心に解説していく。
3種類のWAFの違いはどこにある?
このようにWAFは、Webアプリケーション攻撃のフェーズにおける「攻撃」フェーズはもちろん、「偵察行為」と「脆弱性の発見」フェーズに対しても有効に機能する。
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