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Windows環境再構築をコマンドラインで自動化可能にするMicrosoft製ツール「winget」とはWindows 10 The Latest(2/2 ページ)

現在、Microsoftが開発中のパッケージマネジャー「winget」の概要と使い方を解説する。wingetを使えば、アプリやツールがコマンドで簡単にインストール可能になるため、スクリプトで同じ環境をすぐに再現できるようになる。

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「Windowsパッケージマネージャー」を使ってみる

 具体的に「Windowsパッケージマネージャー」を使ってみることにしよう。まず、気になるところとしては、どんなソフトウェアがリポジトリに登録されているかだ。これには、winget.exeのsearchサブコマンドを使うことで調べられる。オプションなしで実行すると、リポジトリにある全てのパッケージを列挙できる。パッケージ/プログラム名の一部を引数として指定することで、パッケージID、名前、モニカー(別名)といったパッケージが持つ情報との部分一致(大文字小文字の区別なし)で検索が行われる。

winget.exeのsearchサブコマンドで実行する
winget.exeのsearchサブコマンドで実行する
ソース(リポジトリ)に登録されているパッケージは、引数なしのsearchサブコマンドで出力できる。

 また、オプションである「--id <パッケージID>」「--moniker <モニカー>」「--name <パッケージ名>」「--tag <タグ>」「--command <コマンド名>」を使うことで、それぞれの属性による検索が可能だ。これらのオプションは複数指定が可能で、全条件を満たしたパッケージが検索される。

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