情シス界隈で知られる、Windows 11エクスプローラーいぶし銀の時短テク:Tech TIPS
Windows 11のエクスプローラー操作において、マウスによるクリックやポインターの移動に時間を取られていないだろうか。実は、標準搭載のキーボードショートカットを駆使するだけで、日々のファイル操作を効率化できる。本Tech TIPSでは、パスのコピーから階層移動まで、知っているだけで作業効率が向上する「5つのテクニック」を解説する。
対象:Windows 11
Windows 11エクスプローラーの時短テク
Windows 11のエクスプローラー操作において、マウスによるクリックやポインターの移動に時間を取られていないだろうか。実は、標準搭載のキーボードショートカットを駆使するだけで、日々のファイル操作を効率化できる。本Tech TIPSでは、パスのコピーから階層移動まで、知っているだけで作業効率が向上する「5つのテクニック」を解説する。
Windows 11のエクスプローラーは、日常的に最も頻繁に使うアプリの一つである。多くの操作をマウスでこなせる便利な面がある一方で、1つの操作を完了するまでに複数のクリックやマウスポインターの移動が必要になり、意外と時間がかかってしまうのが欠点だ。こうした操作の幾つかは、キーボードショートカットを使うことで大幅に効率化できる。
そこで本Tech TIPSでは、知っているだけで日々のファイル操作が劇的に速くなる、標準機能の「優れ技」を5つ紹介する。
[Ctrl]+[L]キーでアドレスバーへ一発ジャンプ
エクスプローラーでパスをコピーしたい場合やアドレスバーにcmdコマンドを入力してコマンドプロンプトを開きたい場合など、マウスで上部のアドレスバーを狙ってクリックするのは非効率だ。
エクスプローラーで[Ctrl]+[L]キーを押せば、一発でアドレスバーのパスが全選択状態となる。そのまま[Ctrl]+[C]キーを押せばパスがコピーできる。また、ここに「cmd」と入力して[Enter]キーを押せば、そのフォルダを起点としたコマンドプロンプトが即座に立ち上がる。
[Ctrl]+[L]キーでアドレスバーへ一発ジャンプ(2)
アドレスバーのフォルダパスが選択された状態になる。そのまま[Ctrl]+[C]キーを押せばパスがコピーできる。また、フォルダパスが選択された状態で「cmd」などと入力すれば、アドレスバーにコマンドも入力可能だ。「cmd」と入力して[Enter]キーを押せば、そのフォルダを起点としたコマンドプロンプトが即座に立ち上がる。
地味ながら時短につながるキーボードショートカットなので、アドレスバーに移動したい場合に[Ctrl]+[L]キーを活用するとよい。
アドレスバーではなく、その右にある検索欄に移動するには、[Ctrl]+[F]キーを押す。
エクスプローラーの「右クリック」なしでパスをコピー
コマンドプロンプトにファイル名をパスごと入力したいような場合、アドレスバーを選択してパスをコピーして、さらにファイル名をコピーして、といった作業をしていないだろうか。実は、Windows 11の右クリックメニューにある[パスのコピー]を選択すれば、パスを含むファイル名が丸ごとコピーできる。
ただ、右クリックメニューを開いて、[パスのコピー]を選択して、というのはちょっと面倒に感じるかもしれない。そこで、ファイルを選択して、[Ctrl]+[Shift]+[C]キーを押すだけで、右クリックメニューを開くことなくパスを含むファイル名のコピーができるのだ。
アプリの設定でファイルの保存場所を指定するときや、サーバの共有フォルダに置いたファイルのパスをメールやSlackで知らせるときなどに役立つテクニックだ。
エクスプローラーでパスをコピー
ファイルやフォルダを選択した状態で[Ctrl]+[Shift]+[C]キーを押す。ファイル名やフォルダ名を含むフォルダパスがコピーできる。アプリの設定でファイルの保存場所を指定するときや、サーバの共有フォルダに置いたファイルをメールやSlackで知らせるときなどに役立つ。
フォルダの「上」に一瞬で戻る[Alt]+[↑]キー
フォルダを整理している際、1つ上の階層(親フォルダ)に戻ることはよくある。アドレスバーの左側にある[↑]アイコンをクリックすることで、簡単に親フォルダに移動できる。
[Backspace]キーでも戻れるが、これは「戻る」ボタンと同じで「直前にいた場所」へ戻ってしまうため、親フォルダに移動できないこともある。「1つ上の階層」へ移動したいならば、[Alt]+[↑]キーを使うのが正解だ。
[Ctrl]+マウスホイールで表示形式をシームレスに変える
「アイコンをもっと大きくして写真を確認したい」「ファイル数が多いから詳細リストに切り替えたい」といった表示形式の変更は、通常ならエクスプローラーの[表示]メニューで選択する。
ホイール付きマウスを使っているのであれば、[Ctrl]キーを押しながらホイールを回せばよい。画像フォルダを開いたときはホイールを上に回して「特大アイコン」、大量のファイルが並ぶフォルダでは下に回して「詳細リスト」に表示形式の切り替えが可能だ。マウスを1ミリも動かすことなく、その瞬間に最適な表示サイズへ無段階で変形させることができる。
[Ctrl]+マウスホイールで表示形式をシームレスに変える(2)
前に回すとサムネイルが大きくなる(ホイールの回転方向はマウスの設定で逆になる場合もある)。エクスプローラーの[表示]メニューで選択するよりも細かなサイズ変更が可能だ。
また、キーボードショートカットを使うのならば、[Ctrl]+[Shift]+数字キー([1]から[8])でサムネイル表示からコンテンツ表示まで切り替え可能だ。画像を含むフォルダを開いた場合、自動的にサムネイル表示になってしまうことがある。これを詳細表示にしたい場合は、[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを押せばよい。
[Ctrl]+マウスホイールとともに、この表示形式の切り替え方法を覚えておくと目的に合わせて素早く表示形式が変更できる。
一瞬で「新しいフォルダ」を作る
新しいフォルダを作成する際、右クリックメニューの[新規作成]−[フォルダ]を選択したり、メニューバーで[新規作成]−[フォルダ]を選択したりしていないだろうか。特に多数のフォルダを作成しなければならない場合、マウスポインターの移動が多くなり、時間が無駄だ。
[Ctrl]+[Shift]+[N]キーを使えば、一瞬で新規フォルダが作成できる。その上、作成した「新しいフォルダー」は名前の入力待ち状態になるので、そのままフォルダ名が入力可能だ。連続して多数のフォルダを作成しなければならない場面では、キーボードから手を離すことなく作業が進められるため圧倒的な時短を実現できる。
「新しいフォルダ」を作る(2)
フォルダ名が変更可能な状態で新しいフォルダが作成されるので、そのままフォルダ名を変更すればよい。複数のフォルダを作成しなければならないような場合、キーボードから手を離さないで済むのでかなり時短になる。
ここで紹介したキーボードショートカット類は、個々で見れば数秒の短縮にすぎないものだ。しかし、1日に何度も繰り返すエクスプローラー操作において、その積み重ねは計り知れない作業効率の差となって現れるはずだ。
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.
![[Ctrl]+[L]キーでアドレスバーへ一発ジャンプ(1)](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2602/16/wi-win11explorertech02.png)
![[Alt]+[↑]キーでフォルダの「上」に戻る(1)](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2602/16/wi-win11explorertech05.png)
![[Alt]+[↑]キーでフォルダの「上」に戻る(2)](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2602/16/wi-win11explorertech06.png)
![[Ctrl]+マウスホイールで表示形式をシームレスに変える(1)](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2602/16/wi-win11explorertech07.png)
![[Ctrl]+マウスホイールで表示形式をシームレスに変える(3)](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2602/16/wi-win11explorertech09.png)
