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IEコンテンツの提供者はサポート終了までに「Web標準仕様」に改修を IPAが注意喚起:「IEモード」は有効だが、2029年でサポート終了
IPAは、2022年6月16日にサポートが終了するWindows 10向けのIEに関して注意を促した。IEでの閲覧を前提に作られたコンテンツの利用者や提供者は、他のブラウザへの移行やコンテンツの改修などの対策が必要だ。
情報処理推進機構(IPA)は2022年2月24日、同年6月16日にサポートが終了する「Windows 10」向けの「Internet Explorer」(以下、IE)に関して注意を促した。
IPAは「IEでの閲覧を前提に作られたコンテンツ(以下、IEコンテンツ)の利用者や提供者は他のブラウザへの移行やコンテンツの改修などの対策が必要だ」と指摘する。
IEコンテンツの利用者、提供者がすべきことは
サポート終了までに実施すべき対策についてIPAは、IEコンテンツの「利用者」(一般ユーザー、組織の従業員)とIEコンテンツの「提供者」に向けてそれぞれ説明している。
利用者(一般ユーザー)
Windows Updateを適切に実行しているPCであれば、サポート終了後はIEの代わりに「Microsoft Edge」(以下、Edge)が起動するようになる。Edgeの「IEモード」を使えばIEコンテンツの継続利用が可能だ。
ただ、MicrosoftはIEモードのサポートを2029年に終了すると発表しており、IPAは「IEモードのサポート終了後はIEコンテンツを閲覧できなくなる恐れが高い」としている。
利用者(組織の従業員)
必要な対策は一般ユーザーと変わらないが、「企業のIT環境や運用方針によって、EdgeのIEモードを利用できないように設定していることがあることに注意が必要だ」とIPAは注意を促している。
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