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【 Get-AzureADGroupOwner 】コマンドレット――Azure Active Directoryグループの所有者を参照するWindows PowerShell基本Tips(43)

本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-AzureADGroupOwner」コマンドレットを解説します。

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 本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「Azure Active Directory」(Azure AD)に作成されたグループの所有者を参照する「Get-AzureADGroupOwner」コマンドレットです。

Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットとは?

 「Get-AzureADGroupOwner」は、PowerShellを利用してAzure ADグループの所有者を参照するコマンドレットです。Azure ADグループの所有者となったユーザーは、グループメンバーを追加したり、削除したりできます。特に「Microsoft 365」グループは「Microsoft Teams」のチームでもあるため、グループの所有者を参照することでMicrosoft Teamsチームの所有者が誰であるかを確認することができます。

 なお、Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットは、本連載の第30回で解説した「Connect-AzureAD」コマンドレットを利用して、Azure ADに接続していることが前提条件になります。

Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットの書式

Get-AzureADGroupOwner [オプション]


Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットの主なオプション

意味
-ObjectId 所有者を参照するグループのIDを指定する


特定グループの所有者を表示する

 Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットでは、「-ObjectId」オプションで所有者を参照するグループのIDを指定します。ただし、参照するグループのIDは事前に調べておかなければなりません。そこで、本連載の第35回で紹介した「Get-AzureADMSGroup」コマンドレットを利用して、特定のグループ名を持つグループのIDを取得してから、Get-AzureADGroupOwnerコマンドレットで所有者を表示します(画面1

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