ニュース
サービスメッシュの「Istio」がCNCFの卒業プロジェクトに:卒業プロジェクトの総数は21に
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、「Istio」プロジェクトの“卒業”を発表した。Istioは、クラウドネイティブアプリケーションのサービスを保護、接続、モニタリングする統一的かつ効率的な方法を提供する、オープンソースのサービスメッシュだ。
クラウドネイティブ関連のオープンソースソフトウェア(OSS)を管理する団体であるCloud Native Computing Foundation(CNCF)は2023年7月12日(米国時間)、「Istio」プロジェクトの“卒業”を発表した。Istioは、クラウドネイティブアプリケーションのサービスを保護、接続、モニタリングする統一的かつ効率的な方法を提供する、オープンソースのサービスメッシュだ。
CNCFは、Linux Foundationの傘下団体だ。全てのCNCFプロジェクトは、「サンドボックス」「インキュベーション」「卒業」という3段階の成熟度で分類されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- サービスメッシュのIstio、CNCFへの移管が承認される
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は2022年9月28日(米国時間)、サービスメッシュのIstioをCNCFに迎え入れる決定を行ったと発表した。Istioはインキュベーションプロジェクトとして参加することになる。 - containerdが卒業プロジェクトに、CNCFが発表
Linux Foundation傘下のCloud Native Computing Foundationは、「containerd」が、KubernetesやPrometheus、Envoy、CoreDNSに続く5番目の卒業プロジェクトに到達したと発表した。 - 「CNCFがKubernetesを最初の『卒業』プロジェクトに認定」の意味
クラウドネイティブアプリケーション開発・運用関連のオープンソースプロジェクトをホストするなどの活動を行っているCloud Native Computing Foundation(CNCF)は2018年03月6日(米国時間)、Kubernetesを最初の「卒業プロジェクト(Graduated Project)」に認定したと発表した。同プロジェクトはこれまでIncubating Projectのステータスにあった。