ニュース
クロスプラットフォームでの分散型クラウドアプリ開発 そのメリット/デメリットとは:「競争力を維持したい企業にとって不可欠なもの」
TechTergetのポール・ナシャワティ氏はWebメディア「TechTarget」にてクロスプラットフォームでの分散型クラウドアプリ開発について解説した。分散型クラウドアプリ開発は、アプリケーションをさまざまなプラットフォームやクラウドで動かす新しい方法だ。
TechTergetのポール・ナシャワティ氏(Enterprise Strategy Group、プリンシパルアナリスト)は、2023年8月4日、Webメディア「TechTarget」にてクロスプラットフォームでの分散型クラウドアプリケーション(以下、アプリ)開発について解説した。
ビジネス競争がますます激化する中、複数のプラットフォーム(クラウド、データセンターなど。以下、クロスプラットフォーム)にまたがったエコシステムを構築する動きが活発になっている。こうした「分散クラウドエコシステム」で重要になるのが、クロスプラットフォームでスムーズに動作するアプリ「分散型クラウドアプリ」の開発だ。ナシャワティ氏は「分散型クラウドアプリを提供することは、競争力を維持したい企業にとって不可欠なものとなっている」と述べている。
分散型クラウドアプリ開発のメリット
ナシャワティ氏は分散型クラウドアプリ開発の利点を6つ挙げる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 生成AIはやっぱり「過度な期待」、人工知能やブロックチェーンは「啓発期」に移行 ハイプ・サイクル最新版
ガートナージャパンは、「日本における未来志向型インフラテクノロジーのハイプ・サイクル:2023年」を発表した。新たに「生成AI」「分散型アイデンティティー」など9項目の技術やトレンドが追加された。 - クラウドネイティブ開発が企業にとって発展途上といえるわけ 調査が示す意外な結果
Enterprise Strategy Groupのポール・ナシャワティ氏が、クラウドネイティブアプリケーション開発の現状に関する調査結果を分析した。 - Google、マルチプラットフォームアプリ開発に役立つ「Project IDX」を発表
Googleは、ブラウザベースでマルチプラットフォームアプリを開発できる「Project IDX」を発表した。