特集
利己的にならざるを得ない日本の組織と、いま見直すべきIT部門の役割:プラットフォームと体験価値の重要性とは(2/2 ページ)
ビジネスのデジタル化が進む中、アプリケーション/サービス開発・運用の在り方が大きく変わりつつある。経営環境変化に追従すたるために「ローコード/ノーコード」「マイクロサービス」なども注目されて久しいが、活用した成果が限定的になるケースが目立つ。仕組みに組み込み、仕組み全体を変えていくには、これらの技術をどう捉えるべきなのか。
技術の目利きをし、使いやすい環境を整え、安全に使えるよう基盤のガバナンスも保証する。かなり以前から指摘されてきた「社内のサービスプロバイダー」としての役割が、IT部門に今あらためて求められているといえそうだ。マイクロサービスを担当領域とするケビン・マセニー氏も、“目標の持ち方、視点の持ち方”の重要性を訴える。
過度な期待、幻滅期を経て、普及期に入ったマイクロサービス
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