SQLは「もはや専門職だけのものではない」 paizaがSQLスキルの可視化機能を提供開始:ITエンジニアに加え、幅広いビジネスパーソンが対象
paizaは、SQLスキルを客観的に測定できる新機能「SQLスキルチェック(β版)」をリリースした。入門から熟練まで5段階でレベル判定できる。ITエンジニアに加え、幅広いビジネスパーソンのデータ活用力向上を支援するとしている。
ITエンジニア向け学習プラットフォーム「paiza」を運営するpaizaは、2025年9月1日に「SQLスキルチェック(β版)」(以下、SQLスキルチェック)の提供を開始した。同プラットフォームに会員登録することで利用できる。paizaは「実務に近い問題に挑戦でき、自身のSQLスキルを客観的に把握できる学習コンテンツだ」としている。
「入門レベル」から「専門家レベル」まで5段階で評価
SQLスキルチェックの難易度はレベル1〜5までの5段階になっている。レベル1はSQLに初めて触れる人を対象にした基礎操作の知識と理解を問うもの、レベル2は条件指定と基本的な集計スキルを問うものになっている。レベル5になるとデータサイエンティストやデータアナリストに求められる、専門的なデータ分析や集計スキルが問われる。学習の進捗(しんちょく)は「学習マイページ」に自動記録される。paizaは「次の目標設定やキャリア形成に役立つ」としている。
paizaの村上 徹氏(執行役員 プロダクト本部長)は「SQLをはじめとするデータスキルは、もはや専門職だけのものではなく、エンジニアと企画職が同じデータを見て議論することが当たり前になりつつある。SQLスキルチェックは、われわれが培ってきたスキルアセスメントの知見をより幅広いビジネスパーソンに展開する戦略的な一手だ」と述べている。
このニュースのポイント
Q: paizaの「SQLスキルチェック(β版)」とは何か?
A: paizaが提供する、SQLスキルを5段階で客観的に評価できる新機能。ITエンジニアだけでなく、幅広いビジネスパーソンのデータ活用力向上を支援する。
Q: SQLスキルチェックの評価レベルは?
A: レベル1はSQL入門の基礎操作、レベル2は条件指定や基本集計、レベル3は複数テーブル結合、レベル4は複雑な結合と並べ替え、レベル5は高度な分析技術を含む専門家レベルの問題。
Q: どうすれば利用できる?
A: 学習プラットフォーム「paiza」に会員登録する必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
関連記事
新人エンジニア向け研修資料をリクルートが無料公開 「エンジニアの心構え」から「CTF形式のセキュリティ演習」まで
リクルートは同社で実施しているエンジニアコース新人研修で利用している資料を公開した。エンジニアリング技術を体系的に学ぶ研修の他、事業理解やロジカルシンキング、ヒューマンスキルについて学べる資料も用意されている。Adaが10位以下に転落したのはNVIDIAのせい? 2025年8月版プログラミング言語人気ランキング
プログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」の2025年8月版が公開された。「これ以上成長できない」という意見もあったPythonだが、AIコードアシスタントの影響でさらに評価が上がっているという。経験豊富な開発者が最も苦労しているタスクは? Dockerが開発者の生産性について調査
Dockerは、「アプリケーション開発の現状調査」の結果を発表した。同社は、開発者の成功を支える要因と、その妨げになっている要因について考察している。