ニュース
無料で「統計データの活用法」を学べるオンライン講座、総務省が受講生募集:学習期間は4週間、受講の前提条件は?
総務省統計局は、統計リテラシー向上とデータサイエンス人材育成を目的に、無料で学べるオンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を2026年1月13日から開講する。
総務省統計局は、統計リテラシー向上の取り組みとして、データサイエンスオンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を2026年1月13日から開講することとし、2025年11月11日から受講者の募集を開始した。本講座は2017年6月に初めて開講し、これまで延べ約6万4000人が受講した。
無料で誰でも受講可能
開講期間は2026年1月13日から同年3月17日までを予定している。受講登録は講座紹介用のWebサイトから行う。登録料と受講料はいずれも無料で、誰でも受講できる。受講登録の締め切りは2026年2月23日までの予定だ。
学習期間は4週間、受講の前提条件は?
講座では、政府統計の総合窓口「e-Stat」(政府統計の総合窓口)や、地図で統計を閲覧できる「jSTAT MAP」を使ったデータ分析に取り組む。普段メディアなどで耳にするGDP(国内総生産)統計をはじめとした、景気判断に用いられる統計を詳しく見ていくとともに、人口や雇用、賃金などに関する統計の見方も学べる。
学習期間は4週間。1回10分程度の講義動画(週5〜7回程度)を視聴し、各週の確認テストと最終課題に取り組む。
受講の前提条件として、「Microsoft Excel」の基本的な操作(簡単な計算や関数、グラフ作成など)ができることが求められる。講義でjSTAT MAPの全機能を操作するためには、事前に「ユーザー登録」とユーザーIDの取得が必要だ。所定の基準(得点率60%以上)を満たすと、修了証が発行される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
無料で実践的スキルを習得できる「社会人向けデータサイエンス講座」を総務省が全面刷新
総務省は2025年7月29日、社会人の統計リテラシー向上を目的としたオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」をリニューアルし、同年9月30日から開講すると発表した。受講は無料。
総務省、21万人以上が受講した無料講座「社会人向けデータサイエンス入門」を再び開講
総務省は2025年6月17日、データサイエンスのオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を開講した。統計リテラシーの向上を目的としており、誰でも無料で受講可能だ。
約1カ月でデータサイエンスの基礎を習得 無料で学べるオンライン講座「データサイエンス入門」を総務省が開講
総務省はオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を2025年6月17日に開講する。これからデータサイエンスを学びたい社会人や大学生に向けた講座で、統計データ分析の基本的な知識を学習できる。
