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Googleの新世代PC「Googlebook」、学校で普及したChromebookと何が違う?「企業や教育機関はChromebookを安心して継続できる」

Googleは、Geminiを中核に据えた新しいノートPCカテゴリー「Googlebook」を発表した。これまで同社が提供してきたChromebookとは異なる位置付けで打ち出されている。

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 Googleは2026年5月12日(米国時間)、新しいノートPCカテゴリー「Googlebook」を発表した。これまでGoogleは「ChromeOS」を搭載したノートPC「Chromebook」を2011年に投入し、教育機関で広く採用され、企業などの組織においても利用されてきた。

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Googleの新世代PC「Googlebook」。Chromebookとは別カテゴリーに(Google公式サイトより)

 こうした中で発表したGooglebookについて、GoogleはAIモデル「Gemini」を中心に据えて設計した新たなノートPCカテゴリーとして位置付けている。そこで気になるのは、GooglebookとChromebookの違いや、既存のChromeOSやChromebookが今後どうなるのかといった点だ。

Chromebookはどうなる? Googleが打ち出した「新世代PC」

 GoogleはGooglebookを発表した翌日にChromebookとGooglebookについてブログ記事を公開。「Chromebookは引き続き長期的な投資先であり、企業や学校への導入・販売を安心して継続できる」とし、ChromeOSが今後10年間、自動アップデートを受け続けることなどを説明した。

 一方でGooglebookについては単にChromebookの後継とするのではなく、「Geminiの利便性を中核として開発された、プレミアムノートPC」だとしている。Chromebookが比較的低コストで導入しやすく、クラウドサービスを利用するための端末として普及してきたのに対し、GooglebookはAIをユーザー体験の中心に据えた、新たなカテゴリーとして位置付けられている。

 Googleは、クラウドサービスを中心に利用することを前提としたChromebookの時代から、AIをユーザー体験の中心に据える時代へとPCの役割が変化しつつあるとみている。

 Googleはブログの中で、現在のChromebook環境についても管理コンソール「Google Admin Console」による管理を継続できることや、将来的にGooglebookへ移行するための複数の選択肢を提供する方針を示している。

GeminiをOSレベルに組み込んだPC

 Googlebookは、Androidアプリのエコシステムと、ChromeOSが持つブラウザ中心の操作性を統合し、さらに初めて「Gemini Intelligence」を前提に設計されたノートPCだという。ユーザーが個別のアプリを操作するだけでなく、Geminiが作業内容や画面上の文脈を理解しながら支援することを想定している。

 その中心となる機能の一つが、カーソル操作とGeminiを連携させる機能「Magic Pointer」だ。カーソルを動かすとGeminiが起動し、画面上の内容に応じてGeminiが候補操作を提示する。例えば、メール内の日付を指せば会議を設定したり、複数画像を選択して合成イメージを生成したりできる。

 もう一つの新機能が「Create your Widget」だ。自然言語で指示してカスタムウィジェットを作成できる。GoogleはGmailやカレンダーなどGoogleアプリと連携し、必要な情報を1つの画面へ集約する用途を想定している。

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「Create a widget」から独自のウィジェットを作成可能に(提供:Google)

 Googlebookは、Androidの技術スタックの一部をベースに構築されているため、スマートフォン向けに提供された機能をノートPCにも展開しやすくなるという。

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スマートフォンのアプリをタップしてスマホでの作業を行い、再びノートPCでの作業に戻ることができる(提供:Google)

 ファイル操作も簡素化される。「Quick Access」機能を使うと、Googlebookのファイルブラウザからスマートフォン上のファイルを直接閲覧、検索、挿入できる。端末間でファイル転送をする必要はない。

 Googlebookの製造は、Acer、ASUSTeK Computer(ASUS)、Dell Technologies、HP、Lenovoの5社と協業して進める。発売は2026年秋を予定。詳細は公式サイトで紹介される。

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