解説実例で学ぶASP.NETプログラミング第3回 「実プロ流」ASP.NETデータベース操作術
小田原 貴樹(うりゅう) |
■DataSetオブジェクトの作成
最後にOleDbDataAdapterオブジェクトから、DataSetオブジェクトをそれぞれ作成していく。これもVS.NETを使えば簡単に作成できる。
各DataSetオブジェクトの作成:手順1 |
デザイナ上で、先ほど作成した[NIADP]を右クリックし、ショートカット・メニューの中から[データセットの生成]を選択する。 |
各DataSetオブジェクトの作成:手順2 |
表示された[データセットの生成]ダイアログの中から、データセットの選択で[新規作成]を選び、右のテキストボックス内に「NISET」と入力して、[OK]ボタンを押す。 |
各DataSetオブジェクトの作成:手順3 |
デザイナ上で、先ほど作成した[CAADP]を右クリックし、ショートカット・メニューの中から[データセットの生成]を選択する。 |
各DataSetオブジェクトの作成:手順4 |
表示された[データセットの生成]ダイアログの中から、データセットの選択で[新規作成]を選び、右のテキストボックス内に「CASET」と入力して、[OK]ボタンを押す。 |
各DataSetオブジェクトの作成:手順5 |
デザイナ上で、先ほど作成した[PVADP]を右クリックし、ショートカット・メニューの中から[データセットの生成]を選択する。 |
各DataSetオブジェクトの作成:手順6 |
表示された[データセットの生成]ダイアログの中から、データセットの選択で[新規作成]を選び、右のテキストボックス内に「PVSET」と入力して、[OK]ボタンを押す。 |
これでASP.NETでデータベースを利用していくためのオブジェクト作成は完了したのだが、手順だけを追ったのでは、「何のために何を行ったのか」が理解できないだろう。ADO.NETを使いこなすためには概念をある程度は理解する必要がある。データセットに関する各オブジェクトについて解説しよう。
INDEX | ||
実例で学ぶASP.NETプログラミング | ||
第3回 「実プロ流」ASP.NETデータベース操作術 | ||
1.データベースを利用するための設定(1) - OleDbConnectionオブジェクト | ||
2.データベースを利用するための設定(2) - OleDbDataAdapterオブジェクト | ||
3.データベースを利用するための設定(3) - DataSetオブジェクト | ||
4.データセットを構成する各種オブジェクト | ||
5.ADO.NETの根幹、データセットの概念 - まとめ | ||
「解説 :実例で学ぶASP.NETプログラミング」 |
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