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.NET TIPS
Visual StudioのコードをHTML形式でクリップボードにコピーするには?[VS 2010以降]
デジタルアドバンテージ 遠藤 孝信
2010/07/22 |
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Visual Studioで開いているコードを引用して、Webページなどに掲載したいというケースはよくある。しかしデフォルトでは、Visual Studioのコード・エディタ上で文字を選択してクリップボードにコピーしても、(別のアプリケーションには)単なるテキスト形式でしか貼り付け(=ペースト)できない。
Visual Studio 2010の拡張機能である「Visual Studio 2010 Productivity Power Tools(Pro Power Tools)」をインストールすれば、フォントやキーワードに付けられた色などの情報を含んだHTML形式で、コードをクリップボードにコピー可能となる。Visual Studio 2010 Pro Power Toolsには多くの機能が含まれているが、この機能(Html Copy)はその中の1つである。
以下では、Visual Studioでコードをコピーし、それを別のアプリケーションでHTML形式により貼り付けている例を示す。
Html Copyの使用例
例えば以下の画面のようにコードを選択し、[Ctrl]+[C]キーによりクリップボードにコピーしたとする。

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コピー元の画面(Visual Studio 2010) |
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Windows Live Writerというマイクロソフトのブログ作成ツール(無償)では、メニューの[編集]−[形式を指定して貼り付け]を実行し、「書式の保持」というオプションを選択すれば、そっくりそのままのコードを貼り付けることができる。

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コードをWindows Live Writerに貼り付けた場合 |
単に貼り付けるのではなく、メニューから[編集]−[形式を指定して貼り付け]を実行する必要がある。 |
以下の画面は、筆者がたまに使っているMacromedia Dreamweaver 8で貼り付けを行った場合の画面である。

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Macromedia Dreamweaver 8に貼り付けた場合 |
メニューの[編集]−[ペーストスペシャル]を実行し、ペースト形式として「構造と完全な書式」を選択する必要がある。 |
Windowsのクリップボードでは、コピーする側は1度に複数の形式でテキストをクリップボードにコピーでき、貼り付ける側で貼り付けたい形式を選択できるという仕組みになっている。このため、貼り付け時の形式選択に対応していないようなアプリケーションでは、HTML形式で貼り付けることができない場合があるので注意してほしい。
なお、Visual Studio 2010 Productivity Power Toolsのインストールに関しては、「TIPS:Visual Studioの現在行をハイライト表示するには?」を参照してほしい。
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