[トライアル版連動企画]
Webアプリケーションの作成が一通り理解できる基礎講座


藤井 等
ボーランド株式会社
2001/1/31

第4回 エンティティBeanでDBのデータをマッピングする

 アプリケーションの実行

■開発環境内での実行

 まず、開発環境内でテストを行おう。[ツール|VisiBroker SmartAgent]メニューを実行して、SmartAgentを起動する。次に、プロジェクトペインでEJBグループを選択し、マウスの右ボタンをクリックして[実行]メニューを選択する。

 EJBコンテナが起動し、レディ状態になったら、JSPを実行する。プロジェクトペインで、products.jspを選択してマウスの右ボタンを押し、[Web実行]メニューを選択する。

画面7 JSPの実行 (クリックすると拡大します)

 カテゴリを選択すると、対応する製品情報が表示される。

■Inprise Application Serverへの配布

 では、次にInprise Application Serverに配布して実行してみよう。Inprise Application Serverが起動している状態で、[ツール|EJB配布]メニューを実行する。[Quick]モードを選択し、EJBを配布する。

画面8 EJBの配布 (クリックすると拡大します)

 JSPとJSPが使用するクラスも配布する。JSPは、Inprise Application Server 4.1をインストールしたディレクトリ下の html/public_html/下に、JSPが使用するクラス(この場合JBuilderプロジェクトの classes/ 下)を、同じインストールディレクトリ下の classes/下に配置する。

 もし、リモートサーバに配布したのであれば、データベースアクセスの設定を変更しなければならない。これを行うには、配布前に配布ディスクリプタを変更するか、配布されたJARの配布ディスクリプタを編集する。ここでは、後者の手順を解説する。

 アプリケーションサーバコンソールを起動し、リモートサーバの[EJB Containers]項目を展開して、配布先のコンテナ(デフォルトでは、ejbcontainer)を開く。この子項目に配布したJARが表示される。

画面9 アプリケーションサーバコンソール (クリックすると拡大します)

 [productlist.jar]を選択してマウスの右ボタンを押し、[Edit Deployment Descriptor]メニューを実行する。

画面10 データソースの設定 (クリックすると拡大します)

 ここで、[Data Sources]下の[DataSource]項目を選択すれば、EJBエンティティBeanモデラで定義したJDBCデータソースを変更できる。[OK]ボタンを押して設定を適用すると、EJB JARは自動的に再ロードされる。


JBuilderで学ぶWebアプリケーション構築(第4回)
  ■データベースの準備
■エンティティBeanモデラ
  
  ■クライアントの開発
 JSP Beanを作成する
 JSPを作成する
■アプリケーションの実行
 開発環境内での実行
 Interbase Application Serverへの配布


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