Androidと100%の互換性がある「OPhone SDK」
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OPhone SDKは「OPhone SDN」から無償でダウンロード可能です。ただし、開発者登録が必要です。この開発者登録はマーケットにコンテンツを登録する際にも使用するので、本格的に中国市場を攻略するには必須です。
なお、無理してOPhone SDKで開発をする必要はありません。OMSはAndroidとAPIレベルで100%の互換性があり、通常のAndroidアプリは、そのままOPhoneで動作できるので、すでにAndroidアプリを作っている方は、OPhoneアプリとしてマーケットに登録してみてはいかがでしょうか。
SDKは、Android SDKのアドオンとして提供されます。ダウンロードしたSDKを、使用中のAndroid SDKの「add-ons」フォルダに展開します。
図2 OPhone SDKを展開する場所 |
Android SDK and AVD Managerを起動して、OPhone用のAVDを作成します。
図3 OPhone用のAVDを新規作成 |
AVDが作成できたら、通常の起動方法で起動可能です。
図4 OPhoneのホームスクリーン |
図5 付属アプリの1つ「数独」 |
OPhone SDKは、通常のAndroid SDKよりも、かなり動作が重いです。
図6 記事「SurfaceViewならAndroidで高速描画ゲームが作れる」で作成したSurfaceViewのサンプルを動作させたところ |
AndroidとOPhoneのバージョンの対応は以下のとおりです。Android 2.2に対応したOPhoneは、2010年9月現在、まだ登場していません。
表2 AndroidとOPhoneのバージョン対比 | ||||||||||
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6億人のユーザーに比較的簡単にリーチできるのは、中国語という障壁を考慮しても魅力的です。アップルやグーグルのように、年間、あるいは登録時に費用が発生しないのも良心的です。
また、頻繁に賞金コンテストを開催しています。グーグルのコンテストのように「総額1000万ドル」ということはありませんが、それでも賞金は高額で、総額およそ3600万円です(2010年9月末のレート、1元=約13円として)。
図7 2011年3月まで開催しているOPhone賞金コンテストの賞金一覧 |
また、OPhone開発者向けの集会/セミナが中国各地で開催されており、活動は活発です。
次ページでは、残り2つの中国聯通の「UPhone」と中国電信の「CPhone」を紹介します。
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INDEX | ||
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中国もAndroid活用が盛んな国 中国の通信キャリアは“三国志”状態 中国移動の「OPhone」 |
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Androidと100%の互換性がある「OPhone SDK」 | ||
Page3 | ||
中国聯通の「UPhone」 中国電信の「CPhone」 中国Android事情の参考リンク |
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