スクリプトが実行不可能な際に代替内容を表示するnoscript要素
<noscript>……</noscript>

 noscript要素は「alternate content container for non script-based rendering」の略でスクリプトが実行不可能な際に代替内容を表示します。ブロック要素として機能し、直接の子要素にはブロック要素を内包させるようにしましょう。

 最近のWebブラウザでは特に気にする必要はありませんが、noscript要素はNetscape Navigator(以下、NN) 2やInternet Explorer(以下、IE) 3以下の古いバージョンのWebブラウザでサポートされていません。逆に、サポートしているWebブラウザは、IE 4以上、NN 3以上、Mozilla、Safariのすべてのバージョン、Opera 7以上になります。

 また、追加可能な属性はHTML 4.01では16種類、XHTML 1.0では17種類の共通属性を追加可能ですが、noscript要素だけに追加できる属性はありません。

<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript" />
<title>table要素のサンプル</title>
</head>
<body>

<p>
<script type="text/javascript" src="example.js"></script>
</p>

<noscript>
<p>スクリプト未対応ブラウザに対して表示</p>
</noscript>

</body>
</html>

追加が可能なイベントハンドラ属性

onclick、ondblclick、onmousedown、onmouseup、onmouseover、onmousemove、onmouseout、onkeypress、onkeydown、onkeyup

有限会社タグパンダ
喜安 亮介

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 INDEX
Web標準HTMLタグリファレンス(5)
リンクやファイル同士の関係を表す4つのXHTMLタグ
リンク
  a テキストや画像などにリンクを設定するa要素
  link ほかの文書との関係性を定義するlink要素
  script スクリプトを文書内に読み込む際に使うscript要素
noscript スクリプトが実行不可能な際に代替内容を表示するnoscript要素



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