[Competition] 1.スペック表の各項目についてデジタルアドバンテージ 島田 広道2009/07/09 |
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以降のページで紹介する製品スペック表の各項目の意味は以下のとおり。なお下記の説明は、スペック表の各項目にマウス・カーソルを乗せると表示される。
■販売形態
「リセラー」は販売代理店や販売パートナー会社経由の販売を、「直販」はベンダによる直接販売を表す。
■料金体系
一般企業の新規購入時の希望小売価格(税別)。1契約期間(年または月)および1アカウントにおける単価で表している。アカウント数などによって価格が変わる場合は、その条件を併記している。
■利用可能な運用形態
契約している顧客全体でサーバを共有する「共有型」、顧客ごとに専用サーバを割り当てる「専有型」、顧客拠点内にサーバを設置する「企業内設置型」にそれぞれ分類している。
■デフォルトの文書用ストレージ容量
文書格納用ストレージの1アカウント当たりの容量。有償オプションで増量できる場合が多いが、ここではデフォルトの容量を記載している。また、比較的容量を消費しやすいメール・ボックスとストレージを共有している場合は併記している。
■クライアントPC環境の要件
サービスの利用に必要なクライアントPCのシステム要件。
■PCへのインストール作業
サービス利用前に、何らかのコンポーネントをクライアントPCにインストールする必要があるかどうか。
■文書の共有
データセンター内に格納した文書を、複数のユーザー間で共有できるかどうか。
■複数ユーザー編集時の排他制御
複数ユーザーが同一文書を同時に編集した際、何らかの排他制御が行われるかどうか。
■クリップ・ボード機能
テキストのカット/コピー/ペーストが可能かどうか。
■アンドゥ(元に戻す)
直前の編集操作を取り消して元に戻せるかどうか。
■リドゥ(繰り返す)
直前の編集操作をもう1回繰り返せるかどうか。
■文字書式
フォント(字体)や色など、文字に対して設定可能な各書式。
■配置
テキストに対して設定可能な配置(左寄せ/センター/右寄せ/両端揃え/均等割り付け)の種類。
■文章の書式
箇条書きなど、文や文章に対して設定可能な各書式。
■挿入できる要素
表や画像など、文章中に挿入できるテキスト以外の要素。
■表の作成・編集
表やその行/列/セルに対して可能な編集操作。
■文書テンプレート
作成したテンプレート(ひな形)文書から、新規文書を生成できるかどうか。
■インポート可能な文書フォーマット
ローカル環境から本サービスのストレージへインポート可能な文書フォーマットの種類。
■エクスポート可能な文書フォーマット
本サービスのストレージからローカル環境へエクスポート可能な文書フォーマットの種類。
■WYSIWYG印刷
Webブラウザの印刷機能によらず、本サービスの機能として、表示された文章がほぼそのまま(WYSIWYGで)印刷できるかどうか。
■印刷設定
用紙の選択/方向/余白サイズなど設定可能な印刷設定。
■変更履歴
文書の変更履歴を記録できる場合は、その活用方法(特定の2つのバージョンの比較など)について記載している。
■文字入力時のオートコレクト
例えば文頭で大文字であるべき英字が小文字になっているなどの間違いを、文字入力中に自動で修正する機能があるかどうか。
■文章校正
表記統一の確認といった文章校正機能があるかどうか。
■Microsoft Wordマクロ(VBA)との互換性
Microsoft Wordのマクロ言語(VBA)と互換性のあるプログラミング機能が用意されているかどうか。
■オフラインでの文書作成
モバイルでの利用時のように、データセンターと接続していないオフラインの状態でも、文書作成を継続する機能があるかどうか。
■SLA(サービス品質保証契約)
SLAとは、ベンダがユーザーに対してサービスの品質を保証する契約のこと。SLAの有無や、保証する稼働率を記している。
■SLA未達時の補償
SLAで補償した稼働率を下回った場合に補償される内容。
■電話によるサポート
ユーザーからベンダに電話をかけてサポートが受けられる場合、その受付時間や利用できる言語(日本語/英語)などを記している。
■メールによるサポート
ユーザーとベンダの間で電子メールによるサポートが可能かどうか。
■そのほかのサポート手段
電話および電子メール以外のサポート手段。
■管理者による全ユーザーの統合管理
管理者が全ユーザーに対して統合的に管理する機能があるかどうか。
■ユーザーに設定可能な役割
共有時のアクセス制御などの目的で、ユーザーに設定/割り当て可能な役割の種類(管理者/編集者/閲覧者など)。
■ユーザー・グループの作成
複数ユーザーの管理のためにユーザー・グループを作成できるかどうか。
■ユーザー以外への一般公開許可
本サービスのユーザーではない不特定多数に文書を公開できるかどうか。
■各種設定の強制的な統一
アプリケーションの設定などで、強制的に複数ユーザー間で設定を統一できるかどうか。
■文書以外の作成機能
ワードプロセッサ機能とは別に、表計算シートやプレゼンテーションなど、文書以外のドキュメントを作成する機能(アプリケーション)。
■そのほかの機能
スケジューラや連絡先など、ドキュメント作成以外に利用可能な機能。
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