Windows 2000 キーワード

プラグ アンド プレイ

Plug and Play

デジタルアドバンテージ

 パソコンが接続されているデバイスを自動的に認識し、設定を行えるようにするためのインターフェイス規格。インテルとマイクロソフトにより規格化が行われた。プラグ アンド プレイが本格的にサポートされたのは、Windows 95からである。

 プラグ アンド プレイ対応のシステムでは、拡張カードなどをパソコンに追加する場合でも、すでに実装されているデバイスとのリソース(IRQやI/Oアドレス、DMAチャネルなど)の衝突を気にする必要がない。これらの設定は、プラグ アンド プレイBIOSにより、すでに使用済みのリソースとの調整が自動的に行われ、最終的に使用するリソース設定が決定される。また、OSは新しく追加されたデバイスを自動的に認識し、デバイス ドライバのインストールなどの作業を行う。初めて使用するUSBデバイスを装着した場合に、Windows 98/2000が「新しいハードウェアを見つけました」と表示し、ドライバのインストール作業を開始するのは、このプラグ アンド プレイの機能によるものだ。

 すでに多くのパソコン、拡張カード、周辺機器がプラグ アンド プレイに対応しており、USBやIEEE 1394は、プラグ アンド プレイを考慮して規格化が行われた。

 Windows NT 4.0はプラグ アンド プレイに未対応であったが、Windows 2000は、プラグ アンド プレイに完全に対応している。

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「ハードウェアの追加と削除ウィザード」の画面

 「ハードウェアの追加と削除」ウィザードを実行すると、自動的にプラグ アンド プレイ対応デバイスを探し始める。新しいデバイスが検出された場合は、デバイス ドライバなどのインストール、設定を開始する。



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